Napsterで見つけたロックの名曲:The Police - Synchronicity II
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大学の時、英詩の講義なんてのもありました。近代以前の英詩には共通の”ムード”があり、それがたまらない人にはたまらないのだぐらいは理解しました。その”ムード”をかなり誇張させて視覚的に表現すると、ここにあるミレイの「オフィーリア」になると思います。
今回初めてThe PoliceのSynchronicity IIの原詩を読んで、やはり、Stingは英国文学の伝統にどっぷり漬かって育った人なのだと思いました。五感の使い方、表現の組み合わせ方などで、英詩が生まれた土地の影響をかなり強く受けていると思います。映画「リトル・ダンサー」に描かれていた70年代?の英国のworkers classの家の情景もちらと浮かびました。
-Quote-
Another suburban family morning
Grandmother screaming at the wall.
-Unquote-
-説明的な試訳-
何の変哲もない郊外の一軒家の朝だけれども、
おばあちゃんが壁に向かって何か叫んでる
-試訳終了-
Synchronicity Iとともに、誰もが認める名曲ではないかと思います。
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