以前よりCPUのアーキテクチャーが変更された際にはPCの自作を行うということを習慣としております。

予定より大分遅れましたが、やっとAMDよりかねてから噂のありました新CPUシリーズがリリースされましたので、年末の休暇を使って新しいPCを自作しました。

今回の目玉は何といっても8コアCPUのサポートですので、4コア、6コアのCPUもラインナップとしてありますが、迷わず8コアのCPUを選択しました。最上位CPUは品薄でかつプライスパフォーマンス的にそれほどよくもないので2番目のグレードのものを選択しました。

メモリーは今や4GBの2枚セットがミニマムという感じです。

起動ディスクは当然ながらSSDを選択。従来は64GBのもので運用していましたが、使っていく内に64GBでも容量的に心もとない状況は何度か発生していたので、128GBのものを選択。 SSDも徐々に価格低下しており、2年前の64GBのSSDと現在の128GBでほぼ同等の価格です。

グラフィックカードはゲームをするわけでもないので、随分前に購入してしばらく使っていなかった廉価なカードを使用しました。

今回SSDはSATA3.0なのでどの程度速くなったかも期待するところでした。

インストールメディアをUSBにしWindows7をインストールしたところ、正確に計測していませんが、インストールが終わるまでいまだかつてないスピード(感覚的には10分程度)で終了しました。

あきらかにSATA3.0+高速SSDの効果のような感じです。

その後、様々なドライバーやソフトのインストールを行い、それなりの時間はかかりましたが、全般的に様々なインストール作業が非常に迅速に終了したような気がします。

その他様々な操作も非常に小気味よく動作し、快適そのものです。

SSDとメモリー8GBの効果てきめんというところです。

以前のマシンも性能的には悪いと思ったことはほとんどありませんでしたが、明らかに体感的な反応は今回のマシンのほうが速いと感じます。

AMD FXシリーズの雑誌等での評価はあんまりよろしくありませんが、私の印象は別に悪くありません。

もっとも私の使用パターンでは既に現行のCPUはどれも問題のないレベルの性能を発揮しているともいえます。

あと歴代のAMD CPUで組んだ以前のシステムは、フロントUSBに接続する拡張USBコネクタからのバスパワーが弱い(正しい判断かどうかわかりません)ようで、2.5インチのハードディスクやバスパワー駆動できるというふれこみのUSB DVDドライブをつないでも動作せず、必ず電源を別途用意しなければなりませんでした。

一方バックパネルのUSBを使うとそういう問題がないという状態です。(複数メーカのマザーボードでも同じ様な状況でしたので、AMDのチップセット等の制限なのかとも思っていました。)

そして今回はフロントUSBでもバスパワー駆動の問題はなくなったようです。

という所で順調に動作していたのですが、メディアプレイヤーやiTunesで動画を参照すると、ブルースクリーンが発生するようになりました。

実は、この現象は、以前にも何回か遭遇していて、ブルースクリーンの発生パターンから明らかにディスプレイドライバーの問題のようでした。

当時も最新のドライバをインストールしても問題が解決せず、ネットで検索してみると、マザーボードに付属のビデオを使ってOSをインストールしてその後にそのディスプレイカードをインストールすると発生するとの情報があったので、内蔵ビデオでの運用に切り替えた経由がありました。(内蔵ディスプレーを使用すると現象は解消されました。)

これこそがそのディスプレイカードを使わなくなった理由でしたが、今回はそれから1年以上も立つので、すっかりそのことも忘れていました。

ドライバーが最新のものであるか再度確認しましたが、つい最近リリースされたドライバーバージョンがインストールされていました。

今回は、最初にそのビデオカードを設置してからOSのインストールをインストールしましたし、そもそも今回のマザーボードには内蔵ビデオチップは付いていません。

なので、以前ネットで見つけた説明では問題解決しません。

というところで再度ネットで検索すると、解決につながるページを見つけました。

最近のビデオカードは省電力を考慮してクロックを可変にできるようになっているのが普通ですが、どうやらそのクロックの変動をドライバーがうまく処理できていないことが原因のようです。(簡単にいうとバグってことのように聞こえますが、いまだ対応は行われていないようです。)

対処法は、固定クロックで運用するということで、そのページに記載されている固定クロック設定方法どおりに設定を変更しました。

この設定後、ブルースクリーンは発生していませんので、おそらく問題は解決したと思われます。

それにしてもネット検索の威力を改めて感じました。

同様にエクスプロラーで大量のメディアファイルがあるディレクトリを表示させると非常に表示まで時間がかかるという問題がありますが、(これは今回初めてわかった問題ではなかったですが)ついでに検索したところ、これは表示項目設定に日付時刻があるために遅くなっているということで、それを更新日付にすれば解決するとのことでした。

そのとおりに設定変更すると確かに劇的に表示が速くなりました。

いままでこれで相当無駄な時間を過ごしたなという感じです。

ただし、以前のマシンでも不調だったUSBの無線アダプタは、同様に調子が悪く、少し大きめのファイルをダウンロードするとネットワークが不調になります。

リセットすれば再度使用可能になりますが、少々不便です。

この問題は、無線LANのアクセスポイント機種変更、USBアダプタ機種変更をしましたが解決しませんでした。

本体を変えることで解消するかと期待したのですが、残念な結果です。

この問題を除くと非常に快適なマシンに仕上がりました。

ウルフ

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佐藤 比呂志

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インターシステムズジャパン株式会社勤務。主としてプリセールスおよび教育サービスを担当。

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