いまさら聞きニクいクラウドCRMあるある

第13回 Spring'16先取り情報 その3

»

皆さん。こんにちは。

先週末にはSandbox(検証環境)でSpring'16の新機能が利用可能となりました。

本ブログではSpring'16の新機能を「その1」、「その2」でご紹介しましたが、今回も最新情報として便利な新機能情報をお届けします。

記事中の画面や紹介している機能は執筆時点での情報となります。本記事の内容は、将来的に本機能が提供されることや、記事中で紹介している動作を保証するものではありませんのでご了承ください。

Chatterグループの新機能

もはやSalesforce利用者にとって欠かすことのできないコミュニケーションツールであるChatterですが、Spring'16でもより一層利便性を向上させる機能が追加されています。

【Chatterグループのブロードキャスト設定】

従来のChatterグループは、グループに参加しているメンバーであれば誰もが自由に投稿が可能でしたが、今回追加された機能により、特定のメンバーのみがグループに新規投稿できるようになります。

設定はChatterグループの「グループアクセス」権限にある「ブロードキャストのみ」にチェックを入れることで行います。

Pic13-1.png

「ブロードキャストのみ」を有効にしたChatterグループに新規投稿できるユーザーは、グループの所有者またはグループのマネージャー権限が付与されたユーザーのみです。

それ以外のユーザーでは新規投稿はできませんが、投稿に対してコメントしたり、「いいね」をクリックしたりすることが可能です。

Pic13-2.png

【Chatterグループのバナー設定(Lightning Experienceのみ)】

Chatterグループでは「グループ写真」を設定することができますが、Lightning Experienceを利用している場合には、このグループ写真に加えて「バナー画像」を設定することができるようになります。

バナーの設定を行うには、Chatterグループのページ右上(小さくて分かりづらいですが)にあるアイコンをクリックします。

Pic13-3.png

アイコンをクリックすると、画像の選択ダイアログが表示されます。

Pic13-4.png

画像を選択後、バナーとして表示する領域を選択して「保存」ボタンをクリックします。

Pic13-5.png

バナー画像設定後、Chatterグループの画面は以下のように表示されます。

Pic13-6.png

添付ファイルの機能強化

Salesforceでは、レコードに関連づけて添付ファイルを登録することが可能です。

従来の仕組みでは、レコードに関連づけられた添付ファイルは、内部的に「Attachment」というテーブルに格納されます。

新しい機能では、Chatterでファイルをアップロードした場合と同じ「ファイル」の領域に格納することが可能です。

これによって、アップロードできる1ファイルあたりのサイズが25MBから2GBへ拡張され、また、ファイルのプレビューが可能になります。

新機能を有効にするには、「設定」→「カスタマイズ」→「Salesforce Files」→「設定」→「一般設定」から、「Salesforce Filesの設定」画面に遷移します。

ここで、「レコードの[添付ファイル]関連リストにアップロードしたファイルは、添付ファイルとしてではなく、Salesforce Filesとしてアップロードされます」にチェックを入れます。

Pic13-7.png

この機能を有効化した後は、レコードの関連リストにある「メモ&添付ファイル」のボタンが「ファイルをアップロード」になります。

Pic13-8.png

「ファイルをアップロード」ボタンをクリックし、アップロード対象のファイルを選択するとファイルのアップロードが開始します。

Pic13-9.png

ファイルのアップロード完了後は、関連リストに登録したファイルが表示されます。

Pic13-10.png

従来の添付ファイルとは異なり、ファイルのプレビュー機能が提供されているので、「プレビュー」のリンクをクリックすることで、ファイルをダウンロードすることなく内容の確認が可能です。

Pic13-11.png

ナレッジ参照がForce.com/Chatter Plusのユーザーで利用可能に

Salesforceでは、社内のノウハウやFAQを共有する「ナレッジ」という仕組みがあります。

主にコンタクトセンターでのお客様応対の際に利用されていますが、従来のライセンス体系ではこの「ナレッジ」を参照可能なユーザーライセンスにForce.comおよびChatter Plusは含まれていませんでした。

Spring'16ではこの制約が緩和され、Force.comとChatter Plusのユーザーでもナレッジにアクセスすることが可能となります。

Force.com and Chatter Plus Users Have Read Access

Administrators can grant Force.com and Chatter Plus users read access to Knowledge articles without the Knowledge User license. For new orgs, the Force.com and Chatter Plus users have read access by default. For existing orgs, enable the "Allow View Knowledge" permission by profile. The Knowledge user license is still needed to create, edit, or manage Articles.

Spring'16を試そう!

Spring'16の最新情報を3回お届けしましたが、これ以外にも数多くの新機能がリリースされています。

日本語版のリリースノートも間もなく公開されます。これからも便利な機能についてはこちらのブログでお伝えしていきますので、ご期待ください。

Comment(0)

コメント

コメントを投稿する