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世の中のフェリカ・CRMツールに心を奪われたマーケティング担当者の日記

昨日、杉並区役所で電子地域通貨の事業推進委員会が行われました。
(私も個人的にこのプロジェクトにかかわっているので、参加というかお手伝いをしてきました。)

写真がわかり難いですが、事業推進会の風景です↓
Img_0223

杉並区の電子地域通貨事業は、今まで各所で行われてきた一般的な地域通貨事業のような、ボランティアや地域貢献活動の対価として対象地域のみで利用可能な貨幣(ポイント)を付与するという形態だけでなく、商店街で発行している区内商品券や「長寿応援ポイント」
や「子育て応援券」などの自治体が助成事業として行っているものも、全て1枚の地域通貨カード(ICカード)に踏襲するという大規模な計画のものです。

この結果、通貨の価値発行のプロセスが従来の地域通貨のような狭い入口ではなく、また、区内商品券事業との関わりにより、通貨が利用できる場所についても非常に多くの受け皿があることで、通貨の流通に大きな期待が持てます。

また、従来の地域通貨は、紙券で行っているのが大半だったので、価値発行基準が違う事業の相乗りや利用状況に関するトラッキングが難しかったのですが、今回、FeliCaカード(フェリカポケットカード)を採用することにより、カード発行後に新規の助成事業の相乗りが容易な点や、カードと利用者情報・利用場所を紐づけることで各施策の実施効果を図ることができ、従来の地域通貨の課題を解決できる仕組みになっています。
※このあたりの地域通貨の効果的な施策については、フェリカポケットマーケティングの地域通貨サイトが参考になります。

なお、本事業の推進に関しては、自治体や地域の民間企業だけでなく、既存の電子マネー事業者として、ビットワレット、JR、イオン、セブンカードサービスなども推進委員会のメンバーとして参画しており、この結果、地域通貨と各社の電子マネーとの連携というサービスインフラの拡充だけでなく、電子マネーの事業展開で培った技術的知見やサービスの展開課題などの生の情報も集約して、本事業の成功に向けての取り組みが行われていくようです。

委員会当日は、電子マネー事業者各社の事業責任者の方が1人ずつ本事業に関する決意表明や意見を発信されていたので、その内容を基に、この杉並地域通貨の事業の中で各社がどのような取り組みを行っていく可能性があるのかを個人的に勝手に想像してみようかと思います。(この想像は次回ブログにて。

委員会最後の記念撮影です。
Img_0227

業界を象徴する大変豪華な方々です。
個人的には、電子マネー事業者が肩を並べて一堂に介しているこの状況が私には涙モノです・・・
これだけのメンバを集めた方って、大変な努力をされたと同時に、人望の厚い方なんでしょうね。

小関 茂徳

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コメント
吉村 2010/10/20 15:04

杉並区で商店会役員をやっている者です。
19日の新聞に記載されていた「杉並区が電子地域通貨」(読売新聞)に大変興味を感じております。
私どもの商店会では早くから地域共通カードの導入に取り組んできまして、区が主催したカード勉強会にもフルで参加してきました。
その後、杉並ポイントカードをいち早く導入し、普及に努めて来ましたが、諸問題を抱える杉並カードに嫌気が差し、一軒また一軒と徐々に取扱店が減り、今では商店会で数件を残すのみとなってしまいました。
そんな時、品川区でしたか、Suicaを使った区共通カードを始めましたね。
私にとって、これこそ共通カードの理想ではと思った次第です。そして、杉並区でも同じようなカードシステムを導入するという話を聞いていたんですが、今回の話でようやく形が見えてきた気がします。
たまたま検索していてこちらのサイトを見つけたわけですが、実際にプロジェクトに参加されているようなので、興味深く拝見させて頂きました。
内容を早速プリントアウトさせて頂き、役員会で報告するつもりです。
今後の報告楽しみに待っております。

小関 2010/10/25 15:05

吉村様
ブログの閲覧ありがとうございます。
杉並区の商店会役員様ということで大変驚きました。

今回の地域通貨事業に際し、過去に実施されていた「マルチすぎなみカード」についても、いろいろと状況をお伺いし、吉村様がおっしゃっているような現状を私も聞いております。

認識されている通り、
単なる商店街の共通ポイント事業だと、加盟店(商店街店舗)様にとって、大幅な利用者の増加や売上の増加が見込める可能性は低く、また、決済自体は汎用的な電子マネー(または現金)で行われるため、その事業事態が根本的な地域や商店街活性に結びつけるのは大変難しい状況です。

ただ、今回、杉並区様で行われる電子地域通貨事業は、決済に利用する通貨も区内でのみ利用可能なものにし、利用した地域通貨の一部を区内商店街で利用可能なポイントとして変換することで、他の地域施策とは異なるような循環を促すものになっています。

大変期待ですね!

今後、プロジェクトを進めるにあたって、吉村様とも直接お会いしてお話を伺う機会が出てくると思いますが、その際は、改めてご挨拶させていただければと存じます。

上原正 2011/12/23 13:18

ITコーディネータを営みながら、地元商店街で理事や杉並商店会連合会(以下、商連)青年部の副部長を務めているものです。
商連としても、区民としても、よいものにするべく、商連内にも推進委員会を設置し調査、勉強、検討をしております。
一度、専門家としてのご意見を伺えればなと投稿させていただきました。

上原正 2012/01/12 16:15

昨年、12月23日投稿させていただいた者ですが、1月13日に合同部会が開かれますね。区民にも一切、説明が無かったのですが、やっと動き出すのでしょうか。


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小関 茂徳

小関 茂徳

株式会社イーコマース・マーケティング研究所 取締役。
FeliCaを利用したマーケティングツールに魅了され、店舗やWEBへの送客サービスのことを考えるのが日課になってしまった一人。

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