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1年345日程度オープンソースについて考える一営業の戯言

IT中小企業の下請け脱却は夢。

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中小企業に付きまとう悩みを聞けば必ず出てくるのが、下請け脱却。かくゆう弊社もそのひとつであります。

IT業界は特に下請け、孫受け、曾孫受けと受注階層が深い業界で、建設業とも似ている構造かと思います。建設業で言えばゼネコンがいて、地場の中堅企業がいて、町の工務店がいて、一人親方がいて。。一人親方はIT業界で言えばフリーのエンジニアがそれにあたるのかと思います。

これらは何年も続いている構造ですが、偽装請負などの問題から少しずつ改善されてきたいるのも事実だと思います。

話を戻して、ほとんどの中小企業は下請けの脱却を目指しているのですが、実際に脱却できるところは一握りで、ほとんどが目指しているができないのではないかとおもいます。

そもそも全ての仕事を下請け脱却!といってしまうと大変難しく、プロダクトやサービスなどだけで食べていける企業はそう多くはないのだと思います。

現在プロダクトやサービスなどで活躍している企業も、下請けの仕事もこなし技術を学び、プロダクトやサービスに活かし、良いサイクルを築いている企業が多いように思います。
自社プロダクトやサービスだけだと、ノウハウも偏ってしまうのですかね。。

そういったことからしても、プロダクトやサービス、下請け案件も含めて満遍なくバランスよくお仕事をしていけるのが良いのかもしれませんね。

(当たり前ですかね・・・)

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