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小さな会社のウェブマスターがパーソナルブランディングについてごにょります。

【出てきた出てきた】AR的なサービスが一気に広まりそうな気配ですね。

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先日、久しぶりにランチミーティングをやってみました。「販促に興味のある方、いっしょにご飯食べませんかー!」ってフェイスブックで募集したんですね。

集まったのは20代の若武者2名と、アラフォーのおじさん3名。

Ogi

今回は、大阪から出張中のおぎちゃんこと谷本氏が、イチオシ販促ツールということで、Aurasmaというツールを紹介してくれました。

彼は映像制作会社のスタッフでもあるので、会社としてはARで使う映像作品の受注があればいいなーという大人の事情は置いといて、Aurasmaなかなかおもしろいですよ。
(谷本さんと競合してしまうのでアレですが、以前先輩ブロガーの佐々木さんもAurasmaの導入事例をご紹介されていますね。)

これは、画像の一部分をサーバーに登録しておき、画像マッチングによってARを発生させる方式です。ちなみに最近アスクルがスタートさせた大日本印刷のQUEMA(キューマ)は、電子透かし技術でARにひも付けされるそうです。いろいろあるんですね。

サンプルいただいたのでご紹介。

Dali

この有名な絵、Aurasmaで見ると、こうなります。

Dali2

手前がわたくしのiPadなのですが、この絵の中をお魚ちゃんが泳ぐ動画になります。

これをさらにタップしてサイトに飛ばすことも可能で、なんだかんだ楽しい仕掛けができそうです。Aurasma、1アカウントで複数の企業のプロモーション仕込み可能ということなので、やりたい人で乗り合い利用してもいいかもしれませんね。

さらには、上の写真にも写っていますが、コンパクトなモニター。これ、通信機能付きで、例えば美容室などでお客様の前に置いておいて見てもらうためのものですが、「このお客様にはA商品のコマーシャル、あちらのお客様は年配だからB商品を。」というように、パーソナル対応ができると。

これなんかはiPad&アプリで代替できるような気もしますが、まぁこういった一対一のメディアも今後当然のように広まっていくのでしょうね。

実際の商業利用はまだ先と思っていた技術ですが、このところ加速度がついてる気がします。だって従業員7名の小さな文房具屋の社員まで、こんな話するようになったんですから。(笑)

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