【ご意見いただきました】ソーシャルメディアの効果、数字だけ?
先日、あるセミナーで弊社のソーシャルへの取り組みについてお話(一事例として)をさせていただいたところ、アンケートでこんなご意見をいただきました。
「数字がないので実体がわからない。説得力は数字から。」
だいたいこんな内容だったかと思います。
確かに、わたくしのスライドでは一切数字のようなものは出していませんでした。
そこで「あれれ?」と思ったこと。
どんな数字をご覧になりたかったのかな?「いいね!」の数なのか、ソーシャルメディアによってもたらされた売上額なのか?
企業さん向けのセミナーでしたので、きっと最終的には「ソーシャルメディアでどんだけ儲かったんや?」ということなのかなと勝手に想像して話を進めますが、それはいやらしいから言わないですよね普通。はっきりしない部分が多いからちゃんとした数字なんてなかなか出せないし。
いやもちろん、きちんとした解析ツールを使うことで、「この投稿のリンクから販売ページにどれくらいのアクセスがあって、そのうち売上に至ったのは何名、何円である。」ということくらいはわかるでしょう。
でもそれは瞬間風速でのおはなし。
どちらかというと、ソーシャル以前のウェブマーケティング、ウェブプロモーションの世界です。
企業のソーシャルメディア運用で一番重要なのは、速攻の売上というよりは、お客さんとの長期に渡る関係構築の部分であり、既存のお客さんや未来のお客さんに「(よく知ってるし)せっかくだからここで買おう。」「次はここで買おう。」と思っていただくことじゃないかと思います。
(こういうことって最近はどなたも理解していることだと思っていたのですが実際はそうでもないようです。)
今回このようなご意見をいただいたのはわたくしのミスです。もっと口を酸っぱくして、そこんところお話すべきでした。勉強になります。
ただ、実際に毎日現場にいて、「(よく知ってるし)せっかくだからここで買おう。」「次はここで買おう。」という方がどんどん増えているのは、もう完全に間違いのない事実なんですけどね。
昨日も今日もソーシャル起点のオーダーはいただいてますし、他にはアスクルの代理店を弊社に切り替えて下さった会社さんからは、(いやらしい話してスミマセン)今後も自動的にずっと売上が発生するわけです。
もちろん、「関係構築」ですから、一朝一夕に反応や効果が現われるわけではありません。うちの場合も、2009年からコツコツとソーシャルメディアと向き合ってきたから、今やっと徐々に。という具合です。
ですから、数字(=効果のほど)がわからないからソーシャルなんて、、、と言うのは簡単ですが、今現在そんなことをまだ言っているようでは、結局ちゃんと導入・運用することができなくて、今後取り残されてしまう可能性が高いんじゃないかなと。
とにかくやろうと思ったその日から、誰に何と言われようが覚悟を決めて続けた者にしかわからないことってあります。人様の前で、たまにお話させていただくことはありますが、うちもまだまだ経験不足のスキル不足知恵不足のへなちょこです。だから進み続けるしかないんですよねソーシャルって。
以上、たまたまいただいた違和感のあるご意見からふと思ったことでした。m(_ _)m
あ、そうそう。そんな「悩める中の人集まれ~」なイベントにお呼ばれしていたのでした。
かの有名な東急ハンズの中の人、また北陸のラーメンチェーンの雄、8番らーめんの中の人といっしょに、恐れ多くも登壇させていただきます。
>>フェイスブックミートアップvol.18 『企業FBページ中の人ミーティング3』
「フェイスブック、最近どうよ?どうなのよ!」といったヒソヒソ話を、大きな会場でさせていただきます。(笑)よろしければお運びくださいね。
あー、というかハンズメッセ明日(8/29)までじゃん!オモシロ道具仕入れに行かねば!!!(^^ゞ
って例えばハンズさん。ソーシャルメディアの影響で、ハンズメッセってどんだけ集客効果上がってるんだろうと思うんですね。すごいよきっと!だってわたくしなんか、このフェイスブックページじゃなくて、友だちのいくつかの投稿やシェアから「あ、ハンズメッセやってんだ。行かねば!」って気付いたくらいですもん。