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【新大学生のみなさんへ】できるビジネスマンになりたいあなたに最適なアルバイトとは?

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昨日、新社会人のみなさまへ向けた記事を書きましたところ、思いのほか反響をいただきましたので、調子にのって、この春大学生になられた、もっと若い方へも少しだけ書かせていただこうと思います。

テーマは、学生時代どんなアルバイトをすると良いか?です。

前回の記事で、「とにかく最初に配属された場所で本気出そうぜ。」ということを書きましたが、最初は仕事の全体像も見えないし、自分が歯車のどこにいるのか、よくわかんないと思います。

要は若いうちから俯瞰なんて、なかなかできないということです。

でも、中にはいるんですよね。同じ仕事してても、それを広い視野で捉え、どうすればもっと成果をあげられるか、またバランス感覚も良くて、経営者目線で仕事を考えられるヤツって。

わたくしの前の職場にもそんな後輩が何人かいましたね。彼らは職場でマックスの結果を叩き出した後、独立して今では大社長だったりします。創業5年程度で、もう数百人雇っている人もいますから、恐れ入ります。

彼らは、確実に「俯瞰」して仕事をしていた。

その差は何か?と考えたところで、生まれ持ったセンスなどもありますので、そういう部分は諦めるしかないのですが、もしかして自分で鍛えることのできる部分もあるのではないか?

と考えると、大学時代に何らか培っておければ、そんないいことはありません。学校の授業ではまず教えてもらえませんね。(MBAコースとかは別かもしれませんが、やっぱり完璧ではないと思う)

ですから、現場で学ぶんですね。
そこで最適なのがアルバイトです。

たいていの人は、アルバイトを選ぶときに、「時給のいいもの」とか、「かわいい女の子が多そうw」とか、そんな基準で選ぶはずです。でも、そこで少し考えて、働きながら自分の俯瞰力・経営力を伸ばせる仕事はないか?と思いながら探すんですね。

例えば、家庭教師などは、時給はいいけど組織などを感じることができないから、俯瞰はちょっとしにくい。もちろん、家庭教師を束ねる運営本部に入るなら別です。そこで、駒になるのではなく、駒を動かすほうのシステムを見て学べるなら、現場の家庭教師より時給が安くても、将来への投資としては効率がいいと思います。

当然、自分の意識もそちらのほうへ向けないといけませんね。

ただ、言われたことをテキパキとこなすだけではなくて、マネージャーだったらどうする、経営者だったらどう考える?という姿勢で仕事にぶつかるべきです。(そんなバイトさん、なかなかいないですけどねw)

そんなふうにしてバイトを選んで、学びながら働くという「準備」をしていれば、いざ社会人になったときに、他の人よりも早くモノになるのではと思うわけです。

もちろん、できるビジネスマンといったってタイプは様々です。現場で家庭教師をしていても、「どうしたら頭の悪い子に効率良く教えられるんだろう?」ということを突き詰めてメソッドを開発、いきなりベンチャー立ち上げて社長!っていう人もいるでしょう。

無理矢理まとめますが、そう考えると、どんなバイトをするにしても、考えながら仕事するクセをつけて、もう一歩乗り出して取り組む、ということを心掛けることにより、社会人になってから数年間「いかにも新人」でいるよりは、早く世に出ることができるかなと。

今後は、会社におんぶに抱っこの人間は必要とされません。会社員にしても、自分ひとりで働いて食っていけるようなたくましい人材が求められるようになっていくでしょう。
そういう人間になることだけが素晴らしいとは全然思いませんが、せっかく働くなら、やりがいを持ってバリバリやりたい!という方は、大学の4年間、少し意識を高めにキープしてみるとよろしいかと存じます。

偉そうにすみません。またもやおじさんの後悔からの投稿でした。

若い人!羨ましいぞー。(笑)

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