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小さな会社のウェブマスターがパーソナルブランディングについてごにょります。

誰も人のことなんて、見ていない。

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ブログやメルマガ(いや、一般的なビジネス書類だって同じですが)を配信する側って、それなりに一生懸命書くので、当然見てくださる側はすべて見てくれていると思いがちだったりします。

わたくしもご多分にもれず、数年前にメールマガジンを書き始めたときは、読者さんは当然隅々まで読んでくれているのだろうと思い込んでいたので、たまにトンチンカンな質問メールなどをいただくと、「ちゃんとここに書いてあるじゃん!どこ見てるのかな。」ってひとりでプリプリしていました。(笑)

若気のなんとかです。

時を経て、ソーシャル時代。
やはり読者さんの反応は同じ。相変わらず見て欲しい部分に限って、全然見てくれていません。

例えば、フェイスブックの友達申請。
一応、プロフィールの部分に

【友達承認について】
お会いしたことのある方や、Twitterなどソーシャルメディア上でよく遊んでいただいている方に限らせていただきます。(つまりどんな方かわかる方)
誠に勝手ながら、承認の基準を以下のように決めました。よろしくお願いいたします。m(_ _)m
http://blogs.itmedia.co.jp/omeishi/2011/02/facebook-8844.html

こんな感じで認めてあるのですが、いまだに毎日のように知らない方から申請をいただきます。
もうこれは仕方ないですね。自分だって人様にそうしてるかもしれませんし。

では逆に、どうしても伝えたい場合はどうすれば良いか?
やはり誰もが目にする、トップに近い部分にその情報を持ってくるしかないのでしょうか。

ちなみに、なんですが、昨日何かのテレビでやってたのが、ここ数年業績を上げているファッション誌について。

コンビニや書店などで「ひな壇」方式で陳列されることの多い雑誌ですが、最前列にない限りは、普通は雑誌のタイトルくらいしか見えません。
それで工夫して、豪華付録の写真や表紙モデルの顔写真、価格などを、上から10センチに収めたそうです。すると陳列棚の中でもダイレクトに「見て欲しい部分」を見せられるので、売り上げは鰻登りに!なのだそうです。

単純なことですが、これだけで革命的な効果(売り上げ増)をもたらしたわけです。

こういう例があるのを見てしまうと、「人が見ていないのは仕方ないなー。」なんて言ってる間があったら、少しでも見てもらう工夫しろって、今、自分に言い聞かせたところです。(笑)

sweet (スウィート) 2011年 06月号 [雑誌]
sweet (スウィート) 2011年 06月号 [雑誌]

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