小さな会社のウェブマスターがパーソナルブランディングについてごにょります。

ジャパネットとザッポスの共通点

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以前の記事「来年の一文字=噺」にて、2010年の目標は上手にお喋りできるようになること!と宣言しまして、何か参考になるものはないかと、本屋さんで物色しましたところ、、、

いわゆる「しゃべり方講座」「スピーチノウハウ本」みたいなものにはあまり興味がありませんでスルーだったのですが、この本に目が止まりました。わたくしの目標というか、憧れの人のひとりです。

ジャパネットからなぜ買いたくなるのか? 一番売れた生放送の秘密
ジャパネットからなぜ買いたくなるのか? 一番売れた生放送の秘密

人はなぜ高田社長のトークに引きつけられるのか?

何かヒントになることがあるのではと思い、早速読んでみました。

タイトルにもあるように、「どうしてジャパネットで買ってしまうか?」という点(マーケティング視点)では、特に目新しいことはありませんでした。商品の「スペック」そのものではなくて、「その商品を買ったらどんなに素敵なことが起きるか?」を一生懸命語る、という根本姿勢は、商売人なら誰もが持っている知識だと思います。(もちろんそれをちゃんと実践できるかどうかで、違いが出ているのですが。)

トークという部分では、録画ではなく「生放送」にこだわっている点(フレキシブルさ)、格好よく見せようとしない点(リラックス)、とにかく熱意をもってお話しする点(情熱は伝わる)などが参考になりました。徐々にわたくしのトークに反映させてみようと思います。

そんな中、興味深かったのは、社長の熱に社員の皆さんがほだされて、みんなで同じ方向を向いて「仕事」に取り組んでいる点です。(上司にやらされる「業務」でなく、自分から工夫して作るものが「仕事」だとも語られています。)
また「妥協が一番よくない」、と繰り返し書かれていたのが印象的でした。

ただ、厳しいばかりの職場なのではなく、楽しく前向きに仕事をする!というのが社風のようです。

そこでふと思ったのですが、実は、同時にこの本も読んでおり、共通点がたくさんあるなと驚きました。

顧客が熱狂するネット靴店 ザッポス伝説―アマゾンを震撼させたサービスはいかに生まれたか
顧客が熱狂するネット靴店 ザッポス伝説―アマゾンを震撼させたサービスはいかに生まれたか

両方とも通販会社ですが、自分達のことを、「流通業ではなく、サービス業である。」と位置付けています。つまり、カスタマーサポートに命をかけている!
また、社内の雰囲気(企業文化)も何となく似たものを感じました。すなわち、社員がみんなめっちゃ仲良く、ベクトルが同じ方向で、会社のことが大好きで、当然仕事に対しても情熱をもって取り組んでいる、という点。加えて社長もその輪の真ん中で、楽しみながら熱を放っていることです。(よくありがちな、自分の思うことを暑苦しく語る、という意味ではありません。)

仕事は馴れ合いではできない、という考え方もありますが、このソーシャルな現代にあって、ビジネスだけのサバサバした付き合いというのは、もうちょっと時代錯誤なのではないかと思うのです。
ソーシャルメディアを駆使することにより、お客様とも「友達付き合い」することが可能となっている昨今、社内がぎこちなかったらその雰囲気はすぐに外に伝わるでしょうし、それこそウィキリークスではありませんが内部告発というような事態にもなりかねません。

わたくしは平社員ですので、自分の思うような会社の雰囲気にする、ということはできませんが、この流れは今後しばらくの間、成長企業のポイントのひとつになるんだろうなーと感じました。

Comment(2)

コメント

面白い視点をありがとうございます。小生も先ほどツイート @shonjo しました。本荘(オルタナ・ブロガー兼「ザッポス伝説」監訳者)

>本荘様

監訳されたご本人からのコメント、大変光栄です。m(_ _)m
非常に面白い本でした。
二人で始まって以来の企業文化が、大きな会社となった今も見事に受け継がれ、昇華しているところに、かなり感動いたしました。
照れ屋の日本人には、難しい部分でもありますがw。

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