iPhoneの盗聴ツールが出たらしい。日本もそろそろ真剣に考えるべき
フィンランドのセキュリティ企業F-Secureは12月18日、Apple iPhoneのメールや通話記録などを盗み見できるとうたったスパイツールが登場したと伝えた。
同社によると、SymbianおよびWindows Mobile向けのスパイツールは2~3年前から存在したが、iPhone向けは初めてだという。スパイツールは2種類あり、そのうち1つはロック解除されたiPhone 3Gだけに対応している。もう1つはインストールの過程でいったんiPhoneのロックを解除して、その後ロックを元に戻せる機能があるのかもしれないという。
F-Secureがブログに掲載したスパイツールの広告では、iPhoneでやり取りしたメールや通話記録、GPSの位置情報などをこっそり盗み見できるとうたっている。Appleはこれに対してどのような立場を取るのだろうかと、F-Secureは疑問を投げ掛けている。
ウィルス対策で私のお気に入りは、F-secureです。暗号化の製品にも強く、ケータイのウィルス対策も一番対応が早かったはずです。
日本のケータイもgoogleのAndroidを導入していくニュースが最近もありました。業界の詳しいことは、詳しい方に任せておいて。。。
これらのスパイ系ツールで覚えておきたい有名なものは、携帯電話を遠隔操作で「盗聴器」に--FBIの場合で書きました。元の話は、セキュリティー製品に政府用の「裏口」?(上)の2001年のニュースです。この『マジック・ランタン』(Magic Lantern)は、映画の1シーン(ダイハード4とか)に出てきそうな話ですが、現実です。
このツールを回避する方法は、電源を切ることらしいです。が、前回かいた電池が永遠に切れないケータイ(ちなみに中国製と似たような話です。しかし、電源をまったく入れないケータイやiPhoneのような機器はない!でしょう。私はiPhoneで通話はしませんが、電源は入れます。だって、入れなきゃ使えないし(笑)
インターネットもGPSも。。。技術系の大本は軍事技術がほとんどだと思います。軍事技術の民間開放になったものだけを、私たちは使っているのです。顔認識の画像システムや監視カメラの映像に映る画像解析などもそうです。
これだけを考えれば、持たないのが安全でしょうが、便利なモノは持って使ってこそ「意味」も「価値」もあるのです。なので使い続けるのですが、こんなことも「ある」って事は押さえておきたいです。