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HTC EVO WiMAX ISW11HT、テザリング・WiMAXの検証(続報)

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以前の(auのHTC EVO WiMAX ISW11HT、テザリングの検証)に関する続報を!

今回は、WiMAXの電波状況や電池の持ち等をまとめてみよう。
auからHTC EVO WiMAX ISW11HTを借りて1週間。

HTC EVO WiMAX ISW11HTでは、WiMAX、Wi-FI、Bluetooth、GPSの各設定が簡単!
下図にあるように右に並んでいる各アイコンをタップするだけでOn-Offの変更ができるのである。
Wi-Fiテザリングもこのようにアイコン一覧からこの画面にショートカットを移すと、通信系で揃えることができ非常に分かりやすくなる。
Htc_evo

今回の試用期間ではWiMAX電波のアンテナ表示は1から3本。4本になったことはなかった。
残念なことにビルの中に入ると圏外になる。その場合は3G回線を活用することになる。

稼働時間は、テザリング設定にしているだけで半日程度しかもたなかった。テザリングを活用するとさらに稼働時間が減っていく。やはり付属の予備電池の常備が必要となりそうである。

また、WiMAX通信速度は、電波アンテナ表示2、3本では1本の場合のスピードに大差が感じられなかった。
実際、前回のブログ
同様スピード測定アプリ(OokiaのSpeedtest.net)で測定してみた。
アンテナ4本中1本の場合は2.7Mbps(Download)程度であったが、2本、3本の場合でも2.8〜3.0Mbps程度と大きな差がなかった。
あくまでも今回試用した範囲内での結果である。アンテナが同じ3本でも地域によっては条件が異なる部分もあると思う。その場合はもっと速度が出る可能性もある。当然、アンテナが4本表示される場所はさらなるスピードが期待される。

今回私が試用した範囲内での感想は、WiMAXそしてテザリングはあるにこしたことはない。ただし、電話も使用することを前提にしたスマートフォンとしては電池のもちが気になる。緊急に電話を使用したくなった場合に電池が残っていればよいのだが。。。
そう考えると、普段はWiMAXとテザリングはOFFにしておく。テザリングを利用したい場合はWiMAXとテザリングをONにして活用する。
そうすれば、付属の予備電池を含めて1日快適に活用できるのではないだろうか。

◆関連エントリー
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