App storeで「食べログ」iPhoneアプリのレビュー炎上
グルメ情報クチコミサイトの「食べログ」がiPhoneアプリを無料提供している。
しかし、9月10日に機能追加したアップデート版を発表したのだが、課金サービスを絡めたサービス展開の変更もあり利用者の理解を得にくい状況になってきている。
月315円支払えば「プレミアム会員」として、PC同様の絞り込み検索機能やさまざまな条件での検索結果ソート機能などが使用できるようになる。
また、「点数順(クチコミでの評価点順)」でのソートをプレミアム会員限定の機能に変更。(今までは無料で提供していた)
無料の利用者は「最近の注目順(直近のアクセス数順)」でのソートしかできなくなった。
さらに、
無料で点数順(クチコミでの評価点順)のソートが可能だった旧バージョンのiPhoneアプリは9月30日でサービスを終了。
そして、iPhoneのウェブブラウザ「Safari」でPC版サイトを閲覧した場合は、各店舗ページを表示する度にアプリでの閲覧を促すポップアップを表示するように仕様を変更している。
本サービスの一番の中心機能である「点数順(クチコミでの評価点順)」ソートを使うには、iPhoneアプリでなじみの少ない毎月課金(350円)となるのは利用者としては納得しがたい部分であろう。
そこで、App storeのカスタマー評価では1,260件の評価数の内、1,222件が最低評価の星1つである。
また、カスタマーレビューでも月額課金に関する批判が数多く寄せられている。
Twitterのタイムラインでは「急に使いづらくなって、使うのやめました。消費者の目線に立ってませんね。」といった人もいた。
「食べログ」が訪問者数で「ぐるなび」を抜く
といったニュースが最近出たばかりで注目のサービスであるだけに、今回の課金方法に関して批判が大きくなるのは覚悟した方が良い。
その結果、利用者が減るのか?売り上げに影響がでるのか?
ここで挽回できるのか、企業の説明と慎重な対応にかかっているのでは。