ITとビジネスのおいしいところを考察 ~ ときどき開発業務改善ネタ

Windows Live FrameIt + デジタル フォトフレームで最高の親孝行を!

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こんにちは。母の日、父の日シーズンの今日この頃ですが、今年は我が家では、こんなことを試みていますというお知らせです。

「わが子の成長を自分たちの両親にもできるだけ早く伝えたい」と思い、今までは、写真共有サービスを用いて写真を共有していました(正確には妻にお願いしてやってもらってました)。当然、両親には、サイトにアクセスしてもらい、ユーザー登録もし、写真を閲覧するときには、PC を立ち上げ、ブラウザでサイトにアクセスし・・・とやってもらっていたわけですが、「本当にやりたいことは?」というと、PC 上で、”わざわざ” 見に行ってもらうのではなく、フォトフレームとかでいつでも「フッと」見てもらいたかったわけです。

デジタル フォトフレームを使うのが一番よいとは分かっていたものの、ネットワークに対応していない機器では、”いち早く” を満たすことはなかなかできませんでした。写真共有サイトからダウンロードして、SDHC カードにコピーして・・・なんて手間をかけてもらいたくもありませんでしたので。

無線 LAN 対応のデジタル フォトフレームならば!というのも考えましたが、そのままだと、デジタル フォトフレームの所有者である両親が、いろいろな設定を行う必要がでてきてしまいます。たとえば、写真アルバムを増やしたならば、そのアルバムの写真を表示するための設定をデジタル フォトフレームで行わなければなりません。

ちなみに、私の両親は、IT スキルもそこそこ持っているので、言えばやってくれます。ですが、なんとなくですが、そこまでやってもらわずに実現できないものか・・・と思っていました(サプライズな写真がフォトフレームでいきなり見れたほうがいいですよね?)。

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と、ここまでが非常に重要な前置きなのですが、この私の夢をかなえてくれそうなソリューションが見つかりました。決して PR ではありませんが、Microsoft が提供する Windows Live FrameIt というサービスがあります(無償です)。

絵にすると以下のような感じです(あくまで私が思っているイメージです)。

image <クリックすると拡大表示されます>

Windows Live のサービスの一つで、現在ベータ版提供というものになりますが、多くの情報ソース(写真共有サービスだけではなく、ニュースや天気、その他画像直接や、RSS フィードを指定したりもできます)を提供する側(今回のケースだと私です)が取捨選択し、設定することができます。

この多数の情報ソースを集約し、FrameIt は、単一の RSS として整形もして(画像は JPEG)提供をしてくれます。

「どうせ、Microsoft が提供するサービスしか対応しないんでしょ?」と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。もちろん Live Photo や Live Space にも対応していますが、フォト蔵や、Picasa、Facebook など多くのサービスに対応していますし、画像の URL だとか、RSS フィードを指定することもできます。

余談ですが、私は、フォト蔵と Facebook をよく使っています(Live Photo は実は使っていません)。今回は、写真を家族のみで公開にしたかったので、Live Photo や フォト蔵(基本全公開にしないと情報を取得できないようです)ではなく、Facebook を使うことにしました(あくまで私の試した結果ですので、誤りや、以後の進化があるかもしれません)。

当然ですが、(ネットワーク対応の)デジタル フォトフレームでも FrameIt の設定が必要となります。現時点では、ソニーさんと、バッファローさんが提供している 2機種がファームウェアの更新で、この FrameIt に対応しています(ちなみに私は、ソニー製のものを複数購入しました。元ソニーさん担当としては、やっぱりソニー製をと(^^) )。基本的な設定は非常に簡単に実施できるし、たったの一回設定すればいいので、これなら両親に頼んでもよさそうな程度になっています。

今回は、デジタル フォトフレームの諸設定も FrameIt の設定も私の方で行い、”電源入れたら即!愛しの孫の写真が!” という状況にしようと思っています(実はまだプレゼントしていません (^^ ; )

ちなみに、RSS フィードですので、デジタル フォトフレームでないといけないわけではありません。 PC でも情報を取得できるので、ブラウザであったり、Outlook などで表示してしまったり・・・Web サイトで表示したり、利用方法は無限の可能性があります。

☆☆☆ 以下、画像を多く含んだ内容が表示されます ☆☆☆

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さて、設定ですが、Windows Live FrameIt 側も、いたって簡単です。まず、FrameIt のサイト(http://frameit.com または、http://frameit.live.com)にアクセスします。

Live ID でサインインする必要がありますが、まだ持っていない方はここから登録することもできます(無償です)。

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★FrameIt のサイトです。ここに簡潔に説明が記載されています。

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★多くの情報ソースに対応しています。いろいろと組み合わせたり工夫できます。日に日に情報ソースが増えている気がします。

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★情報ソースごとに設定項目が異なりますが、総じて簡単な設定で済みます(これは Windows Live Photo の設定画面)。

コレクションという概念があり、コレクションには、複数の情報ソースを登録できます。フォトフレームなどのデバイスでは、このコレクションの単位で設定するので、複数の情報ソースの写真などをいちいち設定などせずに、みることができてしまいます。

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★プレビュー

実際にどう提供されるのかをサイト上でプレビューすることもできますので、表示順や数の制限などもフォトフレームをもっていなくても確認できます。今回購入したフォトフレームはすべてプレゼントしてしまうため、こういう機能はありがたいです(後で自宅用に追加購入してしまう予感も・・・)

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★デバイスの管理

登録しているデバイスを管理することもできます。実際には、デジタル フォトフレームなどのデバイスから FrameIt サービスにリクエストを行いトークンを取得し、それを FrameIt のサイト上にて登録する形になります。

さてさて、デバイス(デジタル フォトフレーム)側ですが、対応デバイスならば、設定に Windows Live FrameIt の設定メニューも表示させると思います。

以下、スクリーンの画面は、私が購入した SONY VGF-CP1 の画面をデジカメで適当に撮影したものになります。個人情報などにつながるものは映像処理しています。子供の成長を!と上述していますが、以下は、私の愛娘!愛犬の写真です。

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★ソニー製(VGF-CP1)での設定メニュー

このメニューを選択すると、FrameIt のサービスと通信を行い、トークンを取得できます。

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★VGF-CP1 では、フォトではなく、インフォメーションに FrameIt があるのでこれを選択すると、情報ソースから写真やその他データを取得し、表示してくれます。

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★コレクション単位で、一覧表示されます(これは1つのコレクションしかない例です)
コレクションは FrameIt サイトで、入れ子に設定もできます。

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★設定が完了すれば Home 画面にも表示され、選択すれば即スライドショーがスタートです。

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★提供される情報を一覧で表示することももちろん可能です

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★フォトフレームで写真を表示している様子です。情報ソースと通信して、自動的に取得し、表示してくれます

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さて、PC でも・・・と上述していますが、コレクションは、RSS フィードで提供されています。したがって、ブラウザや RSS リーダーなどのアプリケーションから見ることだってできます。

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最後に、対応デバイスまだ少ないんじゃっと思われるかもしれませんが、まだ始まったばかりでこれだけ対応しているのは個人的にはびっくりしているくらいです。それに SDK を提供していますので、自社の製品の付加価値として利用してみるのもいいのではないでしょうか。

これからの時代は、サービスをいかに組み合わせてソリューションを提供していくかにかかってくる気がしてきますね。そういう時代では、よりサービスの質、ものの質、チームの質、エンジニアの質が問われるのではないかと思っています。結構危機感もってエバンジェリストをしているのですが、こういうことをお伝えするのはなかなか難しいものです。っと長沢らしいコメントも少しだけ。

私の場合の FrameIt の活用は、親孝行が主で、あとは、ライトニングトークなどの小ネタとしての利用でしょうか。みなさんならビジネスとしても活かしていただけると信じています (^^)

とにかく、IT を仕事にしている身としては、IT で遊べることは、ちょっとした気分転換にもなり、正直、楽しかったです。

長沢智治

Comment(2)

コメント

issei

ほぼ同じことを考えておりました.
大学の制度を利用して,研究予定です.

isseiさん、
コメントありがとうございます。

おお!同じことを研究なさっていたのですね。
まだまだ IT でできること、克服できることも多々ありますよね。ぜひ素晴らしい研究を!

これからは飽和している IT 領域と、未開の IT 領域の見極めが必要になるかなと思っています。

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