女性に好かれる声は時代を制する パワフルに響く声のトレーニング 「プレッシャーノーズ・ボイストレーニング」
女性が憧れる大人の女性として、今、夏木マリさんが人気なのだそうです。
美人でスタイル抜群であることも当然でしょうけれど、自分らしい生き方を貫く姿勢が皆さんの共感を呼ぶのでしょうね。
歌手でもある夏木さんは、声が良いですね。
しゃべり声はハスキー懸かっている低音が魅力的です。
常に「女性が憧れる有名人女性」にランキングされている桃井かおりさんの低音も素敵ですね。
個人的には、NHKの「おしゃれ番長」ともいわれる「ニュースウオッチ9」井上あさひさんにも注目しています。
彼女のプロフェッショナルに作りこまれた低音は聞いていて迫力がありますね。
井上さんの声を聴くと、最近、以前よりさらに声を磨かれているように感じています。母音の深み、声のパワーが素晴らしいですね。どんなニュースも知的で説得力を持って聞こえてきます。
井上さんは、女性キャスターの巨匠、国谷 裕子さんを継ぐような大器だと期待しています。
以前、サッチャー元首相の記事でも書きましたが、サッチャーは低い声をトレーニングすることで、一般階級の女性たちの共感をよびました。女性でも低音を出すこと、そして、使い分けることは必要ではないかと私は考えています。
最近、ある野党の党首は、演説のときと、しゃべりのときと、明らかに声のトーンと間のとり方を変えていますね。本気なのだろうと感じさせる声を意識的に使っていらっしゃるように思えます。
(参照記事:「いい女」は声が低い )
ではなぜ低い声が良いのでしょうか?
身近な例で言うと、女の人の声は電話に出るとき声が5度(ドからソの幅)くらい高くなる方が多いですね。子供の頃は、「あ、これ、ウソの声出してる」と思っていました。そして電話を切ると低い声に戻りほっとしていたものです。
基本的に、低い声だと本音を言っているように聞こえるのですよね。
だから人は、低い声を聞くと安心する。
時代劇である悪代官の「越後屋、おぬしも悪よのう」とい超低音も、ある意味本音ともいえます。
女性はもちろん、同性にも圧倒的人気がある福山雅治さんも、低音です。
低音、低音、と言っても、ぜひかっこいい低音を使いたいですね。高音は音が高いというだけでよく響きます。しかし、低音は響きにくいという点だけ気をつけなくてはいけません。私はあるトレーニングをして、響きをつかみました。
それでは、本日は、素敵な低音を目指すために響きを作るボイストレーニングをご紹介します。
★★プレッシャーノーズ・ボイストレーニング★★
1、小鼻の横に両人差し指をかるく添える
2、口を開けて思い切り息をすって、口を閉じて鼻から息を流す。「シュー」という摩擦音がするように指の圧をコントロールする。
3、そのまま「m~~~」と低い音でハミングする。鼻がブーンとなって、携帯のマナーモードのような音がするように。4、ここが響く感覚を維持しながら口をあけ、「mあ~~」と声を出す
鼻を強くつまみすぎないように。あくまで軽く添える程度に圧をかけてください。私はもともとと声が高く、高い声はそこそこ響いていたのですが、低い声は難しくてまったく響きませんでした。しかし、このトレーニングを暇なときひたすら続けていました。2週間くらいで手を離しても同じ音がするようになり、低音も響くようになりました。
低い声が響く人はそういません。この声をぜひ手に入れてくださすことをおすすめします。
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