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きのうより確実に高い声が出せるようになる方法 声を息で狙うトレーニング

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「高い声が出ない」というのは、何とかなります。
 
もちろんすぐに出せるものではありません。
 
高い音をいとも簡単に出している人を見ると、「あんなに高い声が出てすごい。あの人は才能がある」。
と思ってしまいがちですが、「高音を聴かせる」というのは、人間が普通に生活していて出せるような音ではありません。何かやっているはずです。
 
高音は、誰でもやり方次第でかなりの高い音まで出せるようになります。
 
声の質・・・つまり、もともと持っている太い声、細い声などは、年齢や体型もあり、なかなかすぐに変えられるものではありませんが、高音というのは声質に関係なく「出る」ものです。
 
それには、まずは息です。
 
呼吸が上手くいかないと、高い声どころか、人に伝わる音楽が表現できません。
 
昨日の記事でも書きました、「お尻を引き締めるとなぜ高い声が出るのか? 簡単にできる『インナーマッスルトレーニング』」は、基本的に呼吸のトレーニングです。
 
(こちらのリンクをご参照ください。「お尻を引き締めるとなぜ高い声が出るのか? 簡単にできる『インナーマッスルトレーニング』」
 
ある程度の呼気を持って歌い続け、「ここぞ」という高音のところは、さらに使えるようにする、呼吸の「インナーマッスルトレーニング」です。
 
お尻を引き締めることで、高い声を出すためのしっかり土台ができます。走り幅跳びでもジャンプする板がぐにゃぐにゃしていたらたくさん飛べませんよね?それと一緒です。
 
しっかり土台をつくっておいて、「はーっ!」と思い切り息を流す。
土台がしっかりしていないと、いくら息を流しても、高い声は出ません。
ここが大きなポイントです。
 
そして、さらに大切なのは「音は息で狙いましょう」、ということです。
 
特に、高音は普通にしていては出ません。
もちろん、「力む」ということではありません。脱力しながらも、息を出すためにお腹は頑張る。頑張るのはお腹のインナーマッスルだけです。
 
歌手が練習している風景を見ると、特に高い声を出すときは、手を上に上げたり、指を頭の上にかざしたりしています。
本番のコンサートでも、手ぶりをする人は大勢いますね。
 
あれは、大いに意味があるのです
 
いくらトレーニングを積んでいたとしても、体というのは、なかなか自分のイメージどおりに完璧に動かないものです。
だから、特に「この音!」と思ったところは、より強いイメージで狙わないとだめです。これはもしかしたら、「念じる」に近いかもしれません。

だから、手や指を使うのはイメージトレーニングというわけです。まずは好きな歌を聴きながら手だけをイメージするのもおすすめです。
 
高音は、お尻を引き締めて、高い音を自分の体より高い位置にイメージしてください。
そして、息を使って一気に狙う
そのとき、「はーっ!」という息と一緒に指や手を使ってみてください。
 
出るようになるはずです。
 
ぜひやってみてください!

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