男性に求める条件「三低」
震災の後、今時の女子が男性に求める条件として注目を集めているのが「三低」なのだそうです。
「三低」とは「低姿勢」「低依存」「低リスク」のこと。
・・・・(以下引用)・・・・・
「威張らず」「頼らず」「食いっぱぐれのない”手に職系”の仕事を持つ人」のことを言う。バブル期には「高身長」「高学歴」「高収入」の「三高」が人気だったが、5~6年前からは一転こっちに脚光が。高身長はともかく、高学歴にしろ高収入にしろ、天災の前には平等に無力だったような気がする。
(4月9日日経「コトバの鏡」より)
・・・・・(以上引)・・・・・
この「三低」、人によって価値観や感じ方があるので、ある人にとっては「三低」でも、違う人にはそうではない、ということは十分在り得ますね。一概には決め付けられないところがあります。
また、調査によると女性は、「自分の年収に頼られるのは嫌ですか」の問いには、【はい】の回答が87%で、男性には、ある程度の経済力も求めていることが分かります。→リンク
ただ、こういうことが注目されるのは悪いことではないように思えます。
自然の猛威の前に無力だった人間。
孤独や不安の中、温かい心の交流を求めずにはいられない。
人を数字や見てくれだけで判断することが虚しく思えてきます。
世の中一般に言われている幸せではなく、その人にとっての幸せを自由に描ける時代になってきているのではないでしょうか。
一人でいるより二人でいるほうが寂しいことだってあります。だったら、一人でいることの幸せを選ぶこともあってよいと思うのです。
幸せとは?
本物とは?
人間に限らず、物事の考え方や捉え方までも深く見つめなおさずにはいられない世の中になってきているような気がします。
そしてさらに社会が成熟してくれば、条件よりもっと大事なものがあることに気がつくのかもしれません。