成功の反対は失敗ではない "挑戦しないこと"
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「成功の反対は失敗ではありません。"挑戦しないことです"。2倍早く成功したければ2倍多くの挑戦をしよう。」
という望月俊孝さんの言葉が気に入っています。
2011年2月6日、合唱団コール・リバティストは4月に行われる定期演奏会のための練習コンサートを行いました。当日のほぼ全プログラムを、定期の状態さながらに関係者の前で演奏するのです。
定期までまだ2ヶ月もあり、出来てなくて当たり前と思われるかもしれませんが、ここで一回仕上げて演奏することはとても大事なことです。
私は、力のない者がもし成長したいと思ったら、または成功したいと思ったら、チャレンジの回数を多くすることが、最短の道だと思っています。
聴衆は少なく、身内や知り合いばかり。
しかし、そんな中でも、お客さんが聴いていると思えば、「わざわざいらしたお客さんに良い演奏を聴いてもらいたい」と思い、緊張もするし、硬くもなります。
プレゼンなどでもそうだと思うのですが、初めての発表というのは、なかなか思い通りに行かないもの。
この日の演奏がなければ、定期演奏会という大事な演奏会が「初めて」になってしまうのです。
最低でも、一回は開かれた場で聴衆を前にして演奏してかなければ、定期が良い演奏になることは難しいのです。
フル・メンバーではありませんでしたが、それぞれが大変頑張りました。
今のレベルで考えられる良い演奏をしたと思います。
この日は、大きな崩壊はありませんでしたが、今後の課題が明確に見えてきました。
そういった意味でも、とてもやってよかった演奏でした。
ニューイヤーコンサートが開かれるウィーンの楽友協会ホールなどと同じ、世界最高の響きを持つホール、紀尾井ホールの定期が楽しみです。
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