間違ってもいいんだよ
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練習で間違うことは良いことです。
特に間違いそうなところはどんどん間違っておく。
そうしないと、大事な本番でやってしまうからです。
何でもそうだと思うのですが、気持ちや気合が入ると、どこかが硬くなってしまったり、身体が思うように動かなかったりします。
そうすると、ついつい勇み足になってしまったり、間違いやすくなる。
しかし、音楽でいうと、気持ちの入らない演奏ほどつまらないものはありません。
間違えながらでもいいから、繰り返し気持ちを強く込めていくと「気持ちは入っているけれども身体は硬くなっていない」という状態まで持っていけます。
ここまでくると、本番でどんなにあがっていても、身体が動き、気持ちが入るようになります。
合唱団の練習で、
「本番で急に頑張らないでください。
頑張ると、今までなかった音が聞こえてくる。
これが一番困ります。」
と指揮者がおっしゃっていました。
普段の練習で頑張っておく。
そして、本番は頑張らない。
だから練習で、間違えることを恐れたり、恥ずかしがっていてはいけないのですね。
これが良いパフォーマンスを出すためのコツではないかと思っています。
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