エコポイントはエアコンじゃなくて扇風機に!
7月1日から始まったエコポイント申請、2日間で1万7500件あまりで予想を上回るペースだったようだ。
このエコポイントの申請サイトは、新野さんのブログサイトであるpublickeyの記事によると、どうやらSalesforce.comのForce.comで構築されているようだ。
今日7月1日から、そのポイントの登録や商品交換の申請がネット上で始まりました。そしてその申し込みサイトは、セールスフォース・ドットコムの提供するForce.comで構築されていることが判明しました。
おぉ、たしかにURLのところにSalesforce.comのシンボルマークが。さらに、このブログ記事には、日本のSalesforce.comの社長である宇陀さんからもじきじきに「官公庁も、クラウド・コンピューティングに関して、非常に正しく理解し、公平な評価をしてくれていると思います。」といったコメントが寄せられている。
エコポイントのような期限の限られる政策に、いちからマシンをそろえて専用のアプリケーション構築していたのでは時間的にも間に合わないし、なによりそのための手間とコストがばかばかしい。たしかにForce.comのような仕組みで、軽やかに構築するのは理にかなっていると思われる。
このようにサイトの構築方針は理にかなっているけれど、エコポイント自体は理にかなっていると思えない部分も。より電気を消費する大きな液晶テレビやエアコンを買うほうがポイント高いというのはなんだかなぁとやっぱり思うのだ。今朝のJ-Waveのラジオの投稿に、エアコンの冷房温度設定を28度に上げると暑く感じるけれど、扇風機回すとそれで寒いくらいになるとのこと。なのだから、扇風機にこそ注目すべきであり、エコポイント与えるべき対象じゃないかという意見が。これ、しごくごもっともな意見に思える。
扇風機にエコポイントという発想は、是非とも指示したいところだ。いっそというかせめてというか、エアコン買うと少ないエコポイントで扇風機ついてくるとかくらいのことはあってもいいのかもしれない。