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鳥のように高いところからの俯瞰はできませんが、ITのことをちょっと違った視線から

新型インフルエンザ対策で電子マネーが流行るかも

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 関西方面は、大変なことになってきたようだ。出発のためにまさに駅に集合してから、修学旅行が急遽中止になったなんて話を聞くと、なんともかわいそうな状況となってしまっているようだ。

 とはいえ、仕方がないと言えば仕方がない。弱毒性ということもあり、あまり大げさにすることがいいとは思えないが、すでに何らかの持病がある人や妊娠中の人が発症すると、命に関わる状況になりかねないとのことなので、細心の注意は必要であろう。

 コンビニではおでんの販売が中止されたり、町中の薬局からはマスクが消え、消毒薬も売り切れ状態だ。顧客と直接ふれあう可能性のある店舗などでは、従業員やその家族が発症すれば、マスクをするどころかお店自体を休まざる得ない状況にも(これには過剰反応だとのしてきもある)。経済的な影響も、今後はかりしれないかもしれない。

 小売店やコンビニなどの対策状況のニュースを見ていてふと思ったのだが、電子マネーがいいのかなと。マスクで防御できる部分もあるけれど、お金の受け渡しは発生する。子どものころ、お金を触ったら食事の前に必ず手を洗いなさいと言われていたことをふと思い出す。そこまで神経質になる必要があるかはわからないけれど、支払いを電子マネーにしてしまえばお金の受け渡しはなくなる。

 このほかにも、SaaS型のWeb会議の仕組みなどは、急遽需要が発生していることだろう。関西方面へ、あるいは関西方面からの出張自粛措置が、多くの企業でとられ始めた。とはいえ、直接話し合う必要もあるはず。しかしながら、いまからマシンを調達しWeb会議のアプリを設定してとやっていたのでは、間に合わない。SaaSでそういうサービスがあれば、すぐに使える。インフルエンザが収束して出張がOKになれば、SaaSの契約を取りやめてもいいだろう。

 関西、関東の間に人の交流がなくなったわけではないので、ある時点から東京にも一気にインフルエンザが広がる可能性がある。自分が東京に住んでいるからと気を抜くのではなく、あまり大げさにならない程度にできるところから自己防衛をする必要はありそうだ。

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