政府のCO2削減目標が7%に落ち着きそうだというニュースが、環境メディアに掲載されていた。
EUのほうからは、日本には是非ともチャレンジングな目標を掲げて欲しいとの要望があがっていたりしたようだ。できれば30%とかいう数字が期待されていたとか。日本は、そんなプレッシャーにもめげず7%という数字に落ち着きそうだという。
まあこの話には、裏というかもうちょっと複雑な事情があるようだ。このパーセンテージというのは、1990年に比較し2020年に何パーセント減らすかという目標値。で、EUでは東欧などの一部の国では、1990年以前はもともとエネルギー効率が悪い状況が多々あったので、そのあたり改善するだけでもかなり削減効果は高い。対する日本の場合は、すでにCO2排出量を減らす努力をしてきた以降のこととなるので、今後大きく削減するのはかなり難しいし、そもそものスタートが違うじゃんということらしい。であるからして、7%。ちょっと消極的な数字に落ち着いたわけだ(だま決定ではないけど)。
理屈はなんとなく分かるのだけれども、もうすこしなんとかならないのだろうかと。たとえば、マイクロソフトは今年3月に「2012年までに、当社の収入当たりのCO2排出量を、2007年時の水準よりも30%削減する」と宣言している。こういうのを目の当たりにすると、日本として7%ってどうよ、と思ってしまうのだった。
既存の枠組みの中では、7%だって相当なチャレンジなんだぞと言われそうだ。しかしながら、よりチャレンジングな目標を掲げ、それを達成するために常識を覆すような変革を目指す、そういう選択を迫れているのではないだろうか。それこそが、日本の強さを示すことになると思うんだけどなぁ。

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