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鳥のように高いところからの俯瞰はできませんが、ITのことをちょっと違った視線から

まだまだ頭が固いなぁと改めて思う

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 いい歳になってきたせいもあって、かなり頭が固くなっていて、固定観念とかあるなぁと思うことも多い。

 今日、オラクルが組み込みソリューションに関する説明会を行った。説明会に出るまでは、Oracle Database Lite やOracle Berkeley DBの話なんだろうなぁと思いこんでいた。組み込みという言葉から、携帯端末であるとかなんらかの機械のファームに組み込まれるものしか頭に浮かばなかったのだ。

 実際のオラクルの組み込みソリューションは、もっと範囲の広いものだった。もちろんさまざまなデバイスに組み込むものもあるし、いわゆる業務アプリケーションに組み込まれているオラクル製品も多数ある。さらに、それらと連携してデータを集め管理するところまでも含めた、トータルな組み込みの世界をサポートするのがオラクルの組み込みソリューションとのこと。

 組み込みに特化している製品を出すことも重要だけれど、オラクルの強みはそれ以外にこのバックエンドの仕組みも含めそれぞれを連携することができ、トータルにソリューションを提供できるところにこそあるというのだ。当たり前と言えば当たり前。「組み込み=携帯端末なんか用」じゃあ、あまりにも世界が狭すぎ、もっと頭を柔らかくして、組み込みという世界を広くとらえるべきだったようだ。思いこみは禁物だなぁと思った次第だ。

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