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米オバマ次期大統領のWebサイトChange.govでSalesforce CRM Ideasが採用される

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 米オバマ次期大統領のWebサイトChange.govでSalesforce CRM Ideasが採用されたそうだ。

 Salesforce CRM Ideasは、サイトで広くアイデアを募集する仕組みだ。これを使って、広く米国民のアイデアを収集するのが今回の狙いらしい。それがどのように政治に反映できるかはよくわからないけれど、ずいぶんとオープンな取り組みであることは間違いない。

 Ideasは、Dellとかスターバックスなんかでもすでに使われていて、実績があるものだ。そこに寄せられたアイデアを採用し、新しいスペックの機種やサービスが実際に生まれている。自分の声を届けたいと考えている米国民は、現在稼動中のhttp://citizensbriefingbook.change.govへアクセスし、自分のアイデアを簡単に書き込むことができるとか。ニュースリリースによると、

新政権の成功にとって国民の参加は非常に重要な役割を担っており、Change.govの動画においてジャレット氏は、Change.govにアイデアを書き込み政権運営に参加することを米国民に促しています。「政権にとって国民のご支援は不可欠です。ぜひ皆さんの声をお聞かせください」 また、同氏は次のように強調しています。「国民の生の声を直接届ける『The Citizen's Briefing Book』は、今回の政権移行を歴史上最も開かれ、最も透明な形で実現するための重要な手段の1つです」

とのこと。世論調査で反対多数の政策を強行しようとしているどこかの国とは、随分異なる政府の姿勢かなと思う。この仕組みが、仮にいま日本にあったらどうなるだろうか。話題の給付金にも、派遣切り対策にもさまざまなポジティブな新しいアイデアが、寄せられるんじゃないかなと。

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