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鳥のように高いところからの俯瞰はできませんが、ITのことをちょっと違った視線から

不況でも強かったApple

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 この不況で厳し厳しいと言われているビジネス環境下でも、過去最高の売り上げを達成したAppleは、すごいなぁと素直に思う。

 もちろん、本格的に厳しい状況を迎えるのは、この1月からの四半期かもしれない。とはいえ、この状況にあっても自分の周りではいつのまにかMacbookを買った人間がいたり、何台目かのiPodを新たに購入したりしている人もいる。Appleのハード関連の売り上げが、今四半期も順調に推移するとは思えない面もあるけれど、昨年末には米国では引きこもり系でゲーム関連の売り上げが上がったなんて話もあったりで、ビジネス用途ではない世界についてはそれほど大きな逆風は吹かないのかもと思ったりもする。

 新大統領オバマ氏への期待感の現れも、まずは個人レベルの気持ちの切り替えにつながる気がするので、ビジネス用の機器なんかよりはコンシューマ向けのもののほうが早くに回復の兆しが見えてくるでは。もちろん楽観はできないけれど、米国の景気回復というか、景気の底打ちは今年の夏頃じゃないかなんて予測もあったりするわけで、そうなるなら日本だっていち早くそれに追随するべき。そう思えるような、期待感を持てる政治体制に、日本も早くなって欲しいなとつくづく思う。うーむ、景気のいい話がしたかったのに、また愚痴になってしまった。

 とにもかくにも、消費を増やすためには気持ちが大事。満を持してのオバマ氏登板で、このあと絶対景気は上向くにちがいない。それを現実のものとするためにも、責任をみんなで分かち合ってがんばるしかないのだ。

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