オルタナティブ・ブログ > むささびの視線 >

鳥のように高いところからの俯瞰はできませんが、ITのことをちょっと違った視線から

LED照明ってどうですか

»

 米国の調査会社の調査によると、LED照明の世界市場は2011年には、2006年に比べ21%増となる見通しだが、そのほとんどが建築用や作業用、医療用などで一般への普及は2014年から2015年以降になるのではとのこと。これだけエコが叫ばれているのだから、低消費電力のLED照明の普及はもっと早いのではとも思うのだけれど。

 とはいえ、家庭のなかでLED照明を利用しているという人は、まだまだいないかもしれない。LEDを使った懐中電灯くらいなら持っているかもしれないが。国内だと、信号機がいつのまにかLEDに変わっていたり、コンビニエンスストアの看板用の照明が、長寿命などの効果からLED化されつつあると聞いたことがある。バイクや車のウィンカーなども、最近の流行はLEDだ。携帯電話のカメラの補助光を、ちょっとした懐中電灯代わりに使っている人もいるだろう。家庭の照明ではまだまだだが、知らず知らずのうちに身近ではLED化が加速していそうだ。
 LED照明になれば、現在主流の天井に設置して上から照らすという方法ではなく、壁全体が光るといったまったく新しい光の演出を、低消費電力で実現できるようになるだろう。こういうのは、個人的にはけっこう興味があったりする。蛍光灯の光ってあまり好きではないので、自宅では調光機能のある白熱球をけっこう使っていたりもするので、柔らかい光の演出を低消費電力で実現できるなら、それに越したことはない。手ごろな商品さえ出てくれば、けっこうLED照明の普及は早いのではとも思うのだが。こういった技術こそ、日本が先頭を切って手本を示せればいいのにとも思うのだった。

Comment(5)