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効果バツグン!?時計遺伝子ダイエット!

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昨日、テレビ(NHKあさイチ)を見ると、「ダイエットからがん治療まで!時計遺伝子活用術」というタイトルで、「時計遺伝子」の活用法が紹介されていました。
その中で真っ先に取り上げられていたのが、「時計遺伝子ダイエット」。

時計遺伝子は、全身の細胞ひとつひとつにあり、時計のように時を刻みながら、その活動をコントロールしているそうです。
いくつか種類があるのですが、そのうち、BMAL1という遺伝子は、細胞が脂肪を貯め込む働きを制御していて、午後3時ごろに弱まり、そこから深夜に向けて高まる、とのこと。
グラフにすると、こんなイメージ。(※放送を見た個人の印象です)

Bmal1

「夜中に食べると太る!」と、昔から良く言われていますが、このBMAL1のせいなんですね。

私事ですが、昨年の2月にフリーの身になってから、食事の量は変わらないのに、体重が減り始め、半年後には、3年前に尻が入らなくなってしまったものの気に入って捨てられなかったLevi'sのジーンズがはけるようになりました。

それまでの生活を振り返ってみると、エンジニアとしてプロジェクトに参加していたときは、定時に帰れることはまずありませんでしたし、会社の経営に携わるようになってからも、平日は、夜の10時、11時まで会社にいることが多く、帰宅する頃には、時計の針が12時を回り、日付が変わってから夕飯、ということも、良くありました。
つまり、BMAL1絶好調の時間に夕食を取っていた訳です。

それでも、太る体質ではなかったせいか、ダイエットなどは考えたことはありませんでした。
ところが、40代後半になると、徐々に体重が増え始めました。
見た目はあまり変わらないのですが、ズボンが軒並み、はけなくなり、総取っ替えに近い状態になってしまったのです。これは、マズイと、Wii Fitでダイエットを試みましたが、目立った効果は無く、お気に入りのLevi'sのジーンズも、はけなくなったままでした。

フリーになったり、パソコンスクールを開校したりと、バタバタし出してからは、Wii Fitも、体重計に乗るのも、忘れてしまいました。

わたしのパソコンスクールは、ビジネスマン対象では無いので、スーツではなく、カジュアルな服装で出勤しているのですが、それまでずっと会社勤めだったわたしのワードローブはスーツを除くと、ほんの少ししかありません。特にズボンは、どうせ、はけないと捨ててしまったので、さらに少ないのです。そう、そこで登場するのが、お気に入りのLevi'sです。試しにはいてみると、なんと、いつの間にか、はけるようになっていたのでした。
体重を測ってみると、びっくりするほど、減っていました。元の体重の1割減。

バタバタしていた、と言っても、日付が変わってから食事、ということは無くなり、特に、パソコンスクールを始めてからは、毎日が規則正しく、食事も、時間割で決まっています。
先ほどのグラフに書き込んでみると、こんな感じ。

Mealtime

こうして見ると、体重が減った理由は、無意識のうちにやっていた、時計遺伝子ダイエットの効果と言えそうです。15時に昼食、というのもダイエット効果があるのかも知れません。
恐るべし、BMAL1。

これ以上、減り続ければ、病気ではないかと不安になるところですが、新婚当時の体重でこう着状態。現在は、「痩せてると貧相」と奥さんが言うので、もう少し太ってもいいかな、と食事の量を増やそうと考えています。

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