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計測できそうでできない多くのこと。エンピリカル(実証的)アプローチで。

巨大ソフトウェアのテスト - 携帯電話のペアワイズテストと業務アプリケーションのFMEAから学ぶ

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携帯電話の機能増大については今さら説明の必要はなさそうだが、そのテストはどのように実施しているのだろうか?業務アプリケーションも巨大化しているが、そこではどのような対策が取られているのだろうか?ペアワイズテスト、FMEAといった技法は解答の1ついえるだろう。ただし、技法を単に使えばうまくいくというものではなく、適用に際して考慮しておかなければならないことがある。

技法の紹介と適用事例がソフトウェアテストシンポジウム関西(7/31(金) 於 大阪)で発表される。もちろん、これらの技法は携帯電話、業務アプリケーションでしか使えないというものではなく、これらで使われている方法をその他のソフトウェアテストでも使うことができるだろう。

基調講演では、日立製作所で奈良 隆正氏が経験されてきた品質保証方法論の中から、検証、評価の主要技術を紹介される。奈良 隆正氏は、技術的な面はもちろんんこと、多くの人に慕われ、にこやかな中にも鋭い発言を繰り出す方だ。

チュートリアルでは、私もレビューの話をする予定。テスト技術者の視点から、なぜレビューをするのか、テスト技術者はレビューの結果をどのように解釈すればよいか、レビューの観点設定を紹介する予定だ。

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