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普通の人がブログを続けるコツは、専門家とは逆のやり方でした

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会社の宣伝になるから、とか、自分自身のブランディングのために、とか、ブログを始める方は結構多いように思います。

ただ、続く人はごく一部。更新が止まったり、消えてしまうブログもたくさんあります。

先日その傾向を見たところ、2つの大きな特徴がありました(無作為抽出したわけではないので、統計的に傾向があるのかどうかは不明ですが)あくまでも目立ったものの印象ということですが。

それは、「代表しているブログ」と「テーマを絞り込んだブログ」です。

例えば、20代を代表したり、特定の業界を代表したりと、他と差別化をはかるために、「代表」するようなタイトルをつけてしまうものは継続しづらいのです。普通の社会人の視点で書けばそれほど大変ではないのですが、業界で何が流行っていて、とか、この年代の傾向は・・・と話が大きくなると事前の調査も大変ですし、自分中心の主観的な記述が難しくなります。敷居が自然と上がってしまうのです。

テーマを絞り込んだブログも、「テーマを絞った方が読まれやすい」という理由からだと思うのですが、一番得意なテーマに絞りきれていないと悪夢です。そしてテーマが狭いと、その内容に合ったネタを探す事さえ大変になってしまいます。また専門家の観点で書こうとすると間違えてはいけない、と徹底的に調べて書く必要が出てしまい、気軽な更新が難しくなるのです。

忙しい中で、テーマにあったネタを探して徹底的に調べて更新するのと、ある程度のゆるいカテゴリだけ決めておき、そこで意見を述べるのと、どちらが継続できるか考えたら後者ではないかと思います。

もともと著名な人や、ネタ探しが非常に巧い人、専門性がある人の場合、上記は当てはまらないのですが、もし普通の人が何かブログで書いてみよう、と思ったら、ネタを絞り込みすぎず、またその分野の代表者のようなタイトルは大変になってしまうということを気に留めておくのもありかと思いました。

とはいえ、なんでも良いからと雑感をまとめようとすると、知らない人の日常を知りたい人はそんなにはいないと思いますし、知り合いのフェイスブックで十分なので、今度は更新されるけど読んでもらえないブログになってしまいます。

さじ加減が難しいですが、更新されないブログは、筆者が自分で敷居をあげてしまっていることもあるので、もっと肩の力を抜いて更新するのはどうでしょうか。

ここまで書いて、このブログも気がついたら2005年から約6年以上続いていることに気づきました。私の場合はもう少しテーマを絞った方がいいのかもしれませんが(笑)。

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