人の紹介と暗黙のルール作り
大木さんがブログで書かれていた人の紹介について触発され、私も書いてみたいと思います。
自分は、いろいろな人に素敵な人を紹介してもらったお陰で、たくさんの良いネットワークに恵まれています。本当にありがたいことです。
複数のベンチャーキャピタルの方に同行して、一緒に元気のあるベンチャー企業を訪問させていただいたことも。
本を出したいと相談し(まだ実現していませんが)、著名な編集者につないでいただいたことも。
ブログにまつわるインタビューをしたいと、会社の社長を複数ご紹介いただいたことも。
面白い人だから会わせたいといわれて、その人の会社に訪ねていき、会った瞬間から意気投合したことも。
本当にありがたい体験であると同時に、人と人をつなげるとそこに化学反応が起き、いろいろなすばらしい現象が起こることを目の当たりにして、自分も人の紹介は積極的にしています。
ただ闇雲に紹介をするのは、トラブルのもとになりますよね。以下、私が考えていることです。
危ないタイプ
危ないのは「役職目当て」の方です。上場企業の社長の連絡先を教えてくれなどというものはお断りをしています。
それから紹介してほしいときだけ近寄ってくる方。これも要注意です。
普段連絡を取り合っていない人はどんな人かもわかりませんし、紹介には適さないと思われます。
されて喜ばれる人になる
それから、自分が紹介してもらう側になって考えると「この人を紹介してよかった」と思われないと紹介されるようにならないと思います。「こんな変な人を紹介してくるなんて」と思われたら自分の評価も下がってしまいます。参考:あなたは焼畑系? なぜ誰からも紹介してもらえないのか
重みの違い
人により「紹介」のニュアンスが違うこと。「紹介」も種類によって重みが違うことがあります。気軽に紹介するタイプで相手がまともであれば、双方向でどんどん紹介してネットワークを広げることも。
お礼を心の中でいわない
これは、以前こちらに書いたことと通じるのですが、どうしても紹介者の方へのご報告やお礼がおざなりになってしまう傾向があります。つい、心の中でいって相手に伝わっていないことも。そして「紹介後の音沙汰がない。もう紹介しない」となる場合もあり、自分への紹介ルートが1本減ることになるのです。正直言って、私もついつい「心の中でのお礼」になってしまうことがあります。気をつけたいものです。
場に放り込む
時折、会わせたい人同士を、自分の主催するイベント、知人の主催するイベントに参加いただくようにします。その中で自己紹介をして親しくなってもらうようにします。単独紹介よりも敷居が低く、その人が他の人と接している様もわかるのでこの方法は結構やっています。
関連:メンバーを“シャッフル”すると化学反応が起きる
紹介や人脈の拡大に関しては以前こちらにまとめましたので、よろしかったらご覧ください。→こちら