Twitterで気軽に情報発信?(いや、思いついたことを書くだけ)をしていますが、「相手に読んでもらう」ことを考慮せず、とりあえず書き散らかす感じになったりします(私の場合)。もちろんTwitterはそれでいいのですが(多分)、「相手に読んでもらう」文書の場合はそうはいきませんよね。
プレスリリースを受け取った記者が読んでくれて、またそこから記事をかいてもらいやすいように簡潔にまとめよう、というような話を以前書いたかと思いますが、「職務経歴書」もそれと近いなと最近思いました。
ある知人が営業を採用しようと求人広告を出したら、1人のポジションに200名を超える応募があったそうです。
プレスリリースを受け取る記者も数百通受け取りますから、大量に目を通すという行為も少し似ています。
そうなると、大量の職務履歴書に目を通さないといけません。人材紹介会社を使わないで募集すると、企業側の条件を細かく見ずに「とにかく応募」してくる方も多く、届く応募書類も多くなる傾向にあるようです。
こんなときに、単に自分の経験を、単調に羅列してある職務経歴書は不利になるのではないかと思いました。
私の経験では、職務経歴書では、応募する企業のポジションに合わせて、強調する部分を変えたり、詳しく説明する部分を変えたりすることが必要だと思うのですが(たとえば、営業とマーケの経験がある人が、営業のポジションに応募する場合は、営業経験の部分を詳しく説明しておく)、どこの会社のどんなポジションにもまったく同じ内容で応募する人もいる気がします。それだと、採用側の望んでいる条件にあっている個所を見つけ出す作業が大変です。
これをプレスリリースで言うと、経営の雑誌なのに、ソフトウェア製品にどんな最新の技術が搭載されているのかを大量に説明しているようなイメージです。そうではなく、経営者にとっての採用の利点などが強調されるべきですよね。
結局のところ、相手に読んでもらわないと始まらないという場合は、読みやすさを心がける必要があるように思いました。
もし、「いつも書類が通らない。転職が多いから?資格がないから?」などという人がいたら、勝手に理由を決めつけずに、内容は正しいままで、書き方をわかりやすく変えてみるのもありかもしれません。
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- 同じ説明資料であっても相手によって話を変えるという、あたりまえのプレゼンテーションテクニック。(THE SHOW MUST GO ON)
加藤恭子さんのプレスリリースと職務経歴書の共通点!というエントリーに触発されて。

加藤 恭子
現在は、その経験を活かし、マーケティング・広報のコンサルティングを行う株式会社ビーコミの代表として活動。目黒広報研究所で広報に関する情報発信を行っている。
立教大学兼任講師。
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