Shesネットサービス終了に思うこと

時代の流れに伴い、サービスが終了するのは仕方のないことかもしれません。

Shes.netもいよいよ終了することになりました。

もともとアスキーとCSKネットワークシステムズが1999年に開始した無料で接続でき、アドレスがもらえるという18歳以上の女性向けサービスでした。無料でネットにつなげる時間は6時～22時45分でした。

途中からCSKネットワークシステムズのサービスになったようで、その後2002年4月には無料サービスが24時間に拡大、当時の会員は12万3000人と発表されています。

しかしながら、同年10月には有線の関連会社にサービスが移管されました。

無料でネットが使える代わりに会員はアンケートに答えると言うビジネスモデルになっていました。アンケートに答えるとポイントが加算され、そのポイントで、年数回の抽選会に参加、当たると賞品がもらえたりしました。

以下は私の憶測でしかないのですが

・安くて使いたい放題のブロードバンドの普及で、無料のネット接続の魅力がなくなっていった

・アンケートに答えて、お金がもらえるというサービスが増え（マクロミルなど）、アンケートに答えてもお金がもらえないことで、会員がほかへ流れた

のが、今回の終了の原因ではないかと感じています。

もし、もう少し早いタイミングで、アンケートに答えた方にはお金で御礼がもらえるサービスに変えていれば、違う形で生き残る道があったのではないかとも思います。

新しいものをいちからやるより、既存のものを工夫したほうが、ビジネスの立ち上がりは早いように思います。是非、リニューアルをしてほしかったです。