ある会社の採用面接で、面接官と同じ時計をしていたからということである人が採用されたそうです。
また、ある会社の採用面接では「キミ、ゴルフやるの?」「はいっ」で採用が決まったそうです。
こう書くと「なんて無責任な・・・」と思う人もいるかもしれません。でも、これってもしかして少し正しいんじゃないかと思うことがあります。
採用面接で、とにかく履歴書重視で、少しでも型から外れた経歴(しばらくフリーターでした、とか、働いていない期間がありましたとか)を見つけると、面接をさせない企業もあると聞きます。大手の場合、そうやってクライテリアをもうけてスクリーニングしないと大量の履歴書をさばけないということもあるようですが(作業を外注しているところも多いと聞きます)。
同じ時計というのはあまりに大げさな表現なのですが、同じものを選ぶというのはケミストリーが一緒の可能性が高いのではないでしょうか?
自分と違う人を採用してもいいわけですが、ケミストリーがあまりに違うと、皆で一丸となって頑張るというときにうまくいかないことも出てきます。
ケミストリーについて調べるために、趣味や持ち物を判断の一助にするというのなら、その採用理由は「えー!適当すぎる」で括ってしまったらもったいない気がするのです。
一世を風靡したあるベンチャー企業は、会社が大きくなるにつれて、おもしろい経歴でも、ぴんとくれば採用していたのをやめて、有名大学を出て、優秀な経歴の人を採用するようにしたらだんだんつまらない会社になって、会社自体も傾いてきたと聞いたことがあります。
それから、外資系IT大手の某社では、3人が面接をして、3人一致したら落とすらしいという噂を聞きました。なんでも過去の経験で、3人とも好印象の場合は後で問題が出たり、伸びなかったりするケースが多かったとか。
会社によって採用基準が本当に違うのだなと思いました。
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加藤 恭子
現在は、その経験を活かし、マーケティング・広報のコンサルティングを行う株式会社ビーコミの代表として活動。目黒広報研究所で広報に関する情報発信を行っている。
立教大学兼任講師。
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