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東南アジアで勝てる組織をつくる方法

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  本日は私が考える、“東南アジアで勝てる組織をつくる方法”をお伝えしたいと思います。まず、なぜこの題名なのかと言うと、東南アジアのマーケットにおいては人・組織が最も重要だと考えており、人材次第でビジネスの勝ち負けが決まると言っても過言ではないからです。市場自体が未成熟のため、人の繋がりでビジネスが成立するケースが多々あります。我々のアドテクノロジー業界ですら、人材に依存することがよくあります。

 

わかりやすい例で言うと、ある営業マンがいて、彼はグローバル企業の自動車メーカーや家電メーカーといったクライアントを担当していました。その彼が会社を辞めた瞬間に、彼の持つクライアントとの取引が全てなくなるというケースも稀ではありません。特に東南アジアの人材は日本と違い、1、2年勤めると転職することが当たり前ですので、いかに継続的に強い組織を作るかは重要なポイントだと思います。

 

したがって、重要なのはいかに優秀な人材を採用して、組織を作り、彼らのモチベーションを継続的に保ちながら、事業を大きくしていくかということです。下記、3段階に分けて、私の会社立ち上げの経験を踏まえながらお伝え出来ればと思います。

 

【1】   採用段階

→ここではいかに優秀かつカルチャーの合う人材を採用することが重要です。立ち上げの段階ではどういった仲間を最初に集めるか、初期メンバーがとても重要です、私からのTipsは下記の通りです。

 

■   採用面接をしまくる(人に会いまくる)

0ベースで東南アジアのビジネス立ち上げにおいてはその国の人材レベルをまずは見極めることが重要です。採用面接をしまくり、候補者と会いまくることで、自分なりのその国における人材レベルが把握出来ます。ここで重要なのは短期間で一気に多数の候補者と会うことです。そこからの情報により、市場の状況、カルチャー、人材のレベルが読み取れると思います。私の場合は、最初のメンバー1人を採用するために100人の候補者と会いました。

 

■   採用チャネルを限定しない

最初は採用チャネルを限定しないことをおすすめします。設立当初は人材不足のため、人材紹介会社を利用するケースが多い会社が多いと思いますが、チャネル毎によって会える人材のレベルが異なることもあります。よって、とにかく採用チャネルを最初は限定せず、様々なチャネルから応募のきた候補者と会うことが大切だと思います。それにより、徐々にどういった採用チャネルからの候補者が良いかが見えてくるかと思います。弊社の各拠点は採用の勝ちパターンが出来てきており、非常に優秀な候補者が採用面接を受けにきてくれています。

 

■   入社前に飲みに行く

良い候補者が見つかれば、最後はオフィスの外で会うことをおすすめします。私の場合は最初の15名くらいのメンバーまでは最終面接後にご飯を食べに行ったり、飲みに行ったりして、こちらのビジョンを伝えつつ、ざっくばらんに候補者と話す機会を作ります。ここで、この人となら一緒に仕事の話をしながらご飯を食べていて楽しいと思うことが出来れば採用決定です。この会食によって、採用する側も候補者の方に会社の良さや将来性をしっかりと伝えて、採用オファーを出した時に100%承諾して頂けるようにしておく必要があります。弊社の場合は採用オファーをして、ほぼ100%の確率で承諾を得ている状況です。

 

【2】   人材配置、部署配置

適材適所という言葉がありますが、どういった人材をどこに配置するか、どういうストラクチャーを組むかはとても大切になります。ここを間違えるとどんなに優秀な人材が入社したとしても、彼らのもっている能力が最大限発揮されず、うまくいきません。弊社は営業がメインの会社になりますが、組織や人の特性を鑑みて、営業チームを新しく編成したり、チームを細分化し一人ひとりの責任を増やしたりしています。特に優秀かつモチベーション高いメンバーは責任が足りなくなると刺激がなくなり、モチベーションが下がるケースがありますので、抜擢人事で早急に昇格させることも時には必要です。

 

【3】   人事制度

社員数が増えていくにつれて、制度の部分はとても重要になってきます。現在、ベトナムオフィスは28名社員がいます。なので、弊社独自の制度を作り、社員がワクワクしながら働ける様に仕組みを整えています。具体的には月1回の全社員飲み、月締め会、各月誕生日会、月1フリーランチ制度、月間MVP制度、毎月キャンペーン(社員旅行、iPhoneプレゼント、Mac book Air ブレゼント等)。特に東南アジアは若くて優秀な人材が多いので、こういった社内イベントやキャンペーンは彼らのモチベーションアップにはとても効果的です。

 

東南アジア各国によって異なる部分もありますが、上記の部分は基本的にどの国でも当てはまりますので、これから東南アジアでビジネスを立ち上げる方には是非参考になれば嬉しいです。

 

それでは最後に、幸いにも東南アジア3つの拠点のトップをさせて頂いていますが、私が拠点のトップ・経営者として心がけていることをお伝えしたいと思います。

 

■ 今後のビジョンや未来の話を熱く伝える

各メンバーに月1で今後のビジョンや未来の話を熱く伝えることで、会社がどういった方向へ進んでいて、今後どうなるべきなのかを理解してもらいます。それにより、各メンバーがやるべきこと・チームとしてなすべきことを明確化します。これにより仲間意識が生まれ、組織として、時に大きな力を発揮することが出来ます。特にスタートアップであれば、この部分がとても重要で、我々のビジョン・方向性に賛同してくれる仲間をいかに集めて、同士として戦っていくかが成功のキーポイントだと考えています。

 

■ そして、最高の仲間を集める

私も当初、東南アジアに飛び込んだ頃は人材の部分で苦労もしましたし、当時、今のようなこんなに素晴らしい仲間が集まるとは思いもしませんでした。現在は優秀な仲間がどんどん集まっていて、それにより我々のビジネスが急成長しています。経営者になって最も学んだことが、この仲間集めなのかもしれません。それほど、いかに強い組織をつくるかはビジネスにおいては重要で、東南アジアで成功するためにやるべきことだと考えております。なぜ、東南アジアで今ビジネスを拡大出来ているかの原点を辿ると、“仲間集め”だったのかもしれません。

ローカルの優秀な人材はもちろんのこと、日本人、オーストラリア人の優秀な仲間も私のチームには入ってくれました。前職はメディーバのベトナム拠点のCountry ManagerだったOtohiko Kozutsumi 、楽天の新卒代表でスピーチをしたKenshiro Ogi、世界最大手広告代理店WPP、GroupMのデジタルヘッドだったFarah Johnsonという様な各会社のエースたちが仲間に入って戦えているのは強いなと思っています!経営者として、この“仲間集め”は最も重要な1つだと考えます。

 

なお、東南アジア×アドテクノロジーの市場で暴れたい、本気でNo.1を取りに行きたいという志の高い方は常に募集していますので、もしご興味のある方がいましたら、直接私にご連絡頂ければと思います。自分で言うのもなんですが、志の高い優秀な仲間がいて、刺激的かつ急成長出来る環境であることは保証します!笑

  

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