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プログラミングでメシが食えるか!?

昨日の地震情報のスナップなど

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昨日のブログにも書きましたが、私はちょうど外出から帰社して、地震が発生し、その後外出の予定があったので、インターネットで出かけることができるかどうか調べていました。いくつか画面のスナップをとっていたので、紹介しながらアクセスの状況などを書いてみます。

E1
まずはJRのページを見ていました。15時13分くらいのスナップです。列車運行情報がすほとんど「運転を見合わせています」になっていました。比較的スムーズにページは表示されていたと思います。

E2
東京メトロです。こちらはなかなか表示できなかったと思います。こちらは全て「運行に支障が生じています」です。このあたりですでにお客さんと連絡を取り、今日のミーティングは延期しましょうということになっていました。

E3
Yahoo!Japanのトップページも津波情報と震度速報の2段出ているのははじめて見た感じです。表示はスムーズでした。このあたりで東北地方の被害の大きさに驚いていました。

E4
地震の様子を詳しく知ろうとして、気象庁のページを見ようと思ったのですが、これはなかなかアクセスできない状態でした。内容も一番大きな地震の後の情報は私が見ている時間帯では更新されませんでしたので、おそらくこのページを更新することより、情報を報道などに伝えることを優先させたのでしょう。
気象庁の現場の様子は、10年前くらいに火山観測システムの一部の開発を担当した頃に何度も現場に行っているのである程度知っていますが、平常時は淡々としていますが、地震や火山情報が入ると同時に全員がスピーディに持ち場につき、素早く分析して情報をまとめていました。ちょうど今回被害が大きい地域の、仙台管区気象台にも行っていましたが、大変な状況になっていると想像できます。

E5
ようやくたどり着いた地震情報です。宮城県が赤くなっています。母の実家や親戚が宮城にいて、いまだに連絡がついていないようです。とても心配です。。海岸沿いでは無いのですが。

E6
Yahoo!の地震情報です。こちらはスムーズにアクセスでき、情報もどんどん更新されていました。気象庁からの発信がちゃんと伝わっていたおかげでしょう。役割分担がしっかりできていたということですね。この図は14:46の地震についてです。

E7
こちらは15:15の地震です。

E8
こんな感じに、どんどん情報が更新されていました。しかし、昨日からの地震回数はすごい数ですね。。

今やインターネットは生活基盤の一つとして、テレビやラジオのように流れる情報とは別に、自分から見たい情報を見に行ける場所として、欠かせないものになっていると思います。電話や携帯電話がつながりにくい状態でも、インターネットのメールやツイッターはどんどんリアルタイムに送受信できていました。

一方で、つまらぬデマを流す人などがいるのも事実で、ITに日頃から接している人たちは、すぐにデマかどうかの判断は、他の情報を見たりしてできるのですが、
20110312_205813
残念なことに検索するとデマだという情報の方が少ないのです・・・
そうでない人たちは、すごい情報を知ったから、知り合いに配信しないとと、どんどん拡散させてしまいます。冷静に考えればそんなに重要な情報なら、すぐにテレビやラジオでも報道されるでしょうし、きちんとしたサイトでも掲示されるでしょう。今日、花粉の薬をもらいに病院に行き、診察の順番を待っていたら、診察室から、「有害物質を含む雨が降るらしい」ということを先生に伝え、先生も「仕事が忙しくて情報収集ができないから、助かります」というような会話をしていました。自宅では妻の携帯に、普段連絡をあまり取らない人からわざわざそういうメールが届いたりしていました。

情報が増えると共に、きちんと見極める力というか、そういう慣れも必要になっているということを認識し、そのような認知も広げていく必要があると、あらためて感じたのでした。

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