書評:結果を出し続けるチームは会議で何を話し合っているか
金曜日の夜に大学時代からの友人と、友人の知り合いの方(宇井さん)と飲みました。宇井さんは友人の以前の勤務先の先輩だそうで、今は独立してコンサルティングの会社を立ち上げたそうで、飲む前に友人から宇井さんの著書を送ってもらい、読んでみました。
私が紹介するより、紹介ページを見ていただく方がはるかにわかりやすいと思いますので、詳細はそちらをどうぞ。
感想としては、とてもわかりやすく読みやすく書いてあり、誰でも抵抗なく読めると思います。個人的には、もう少し辛口の部分や、どきっとさせられる部分があるともっと印象的になるかな、と思いましたが、実際に宇井さんとお会いしてみると、まさに宇井さんの人柄があらわれているのだな、と感じました。宇井さんは私の一つ上ですが、とにかくご一緒していて心地よい方でした。
面識のない組織に顔を出して、コンサルティングをするというのはとても大変なのだろうと思います。私も業務改革とかではないのですが、システム開発で火を噴いているのを何とかして、と相談を受けて、会議に行ったときには、まあ、基本的にほぼ全員が「現場を知りもしないで何しに来た?」「言うだけなら簡単なんだよ・・・」という感じの雰囲気でした。私の場合は技術的な問題が中心でしたので、ズバズバと問題点を指摘して、改善策を提示しましたが、組織改善とかですと、まずは意識レベルを変えないとならないなど、単に問題を明らかにすればいいというものではない難しさがあると思います。会議の雰囲気作りなどは、「こうしろ!」と怒鳴っても変わるものではありませんものね。短気な人にはコンサルティングはできないでしょうね・・・。
まあ、そんな話題や、音楽話、名古屋話などで盛り上がりながら、午前1時過ぎまで飲み、今回は終電を気にしなくてすむように、ちゃんと宿泊先を確保しておいたので、安心して楽しめました。