ポータブル・ヘッドホンアンプ用にiPhoneのDockケーブルを作ってみた
先日ポータブルアンプをGETした話題を書きましたが、予告通り、Dockケーブルを何とかしたくなりました。選択肢は3つ。
・市販品を買う
・オークションで手作りものを買う
・自分で作る
市販品は結構高いのです。もちろん安いものもありますが、良さそうなものは1万円前後はざらです。オークションに出品されている手作り品はその半額くらいで良さそうなものがありますが・・・半田付けマニアの私としてはやっぱり作らなくては駄目でしょう!Dockコネクターのピンアサインなどはいくらでもネットで見つかりますので、部品さえ手に入れば大丈夫です。
通販で買っても良かったのですが、こういう部品は意外と全部が1カ所で揃わないもので、複数のお店に注文するとそれぞれ送料がかかるので結構高くなってしまいます。秋葉原に行って買ってきました。
ステレオミニプラグは手持ちのものです。コネクターは400円。抵抗は30円。ケーブルを写し忘れていますが、ちょっと贅沢をしてオーグラインで、1mで1260円。半田は愛用のKester44銀入りです。
さて、まずはコネクターの加工で、大量にあるピンのうち、使うものだけを残して、不要なピンは抜いてしまいます。結構密接しているのでそのままだと半田付けが大変です。抜く方がはるかに多いのでもったいない気もしますが・・・。
68KΩの抵抗をつけておくと、iPhoneに挿したときに警告が出なくなります。
完成!30分もあれば十分できますね。
オーグラインは銀と金の合金で、0.4mmの単線なので、縒り線に比べると柔軟性が低く、断線もしやすいのですが、三つ編みにして対策してみました。しかし・・・三つ編みのやり方がわからず、ネット調べたのはちょっと恥ずかしいかも?本当はホットボンドなどでコネクター側は固めてしまう方が安心なのですが、ひょっとして分解したくなるかも知れないので、単にはめ込んだだけです。
こんな感じで使います。ケーブルの長さは三つ編みすることを考えずに切ってしまったので、結構短くなりましたが、まあ、邪魔にならなくて良いかも知れません。Fiioのゴムバンドも安かったので買ってみましたが、ちょっとこの組み合わせには短いですね。
オーグラインは銀が主体のケーブルですが、イヤホンのケーブルも銀線のものにしています。銀は銅に比べて高音が綺麗に出ると言われています。私は高音が好きなので、銀と銅があったら大抵銀を選びます。
さて、肝心の音ですが・・・まあ、微妙ですね。元のケーブルに比べれば澄んだ音だとは思いますが、ブラインドテストしたらわからないかも知れません・・・。でも、こういうのは気分の問題も大きいので、精神的に良い音になったと感じるものなのです!
そういえば、ポータブルアンプのオペアンプの構成はまた変えています。あれこれ試行錯誤するのが趣味の楽しさですので。。
今日は耳鼻科にも行ったのですが、滲出性中耳炎は無事に治りました。今日の耳鼻科は大混雑で、花粉症の患者さんが一気に押し寄せたのだそうです。私も花粉症ですが、花粉症は症状が出てからでは駄目で、1ヶ月くらい前から薬を飲んでおくと、花粉が飛び始めても比較的楽なのです。