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プログラミングでメシが食えるか!?

ブログに何を書くべきか

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このところ社員ブログの更新が滞っているので、「忙しくて更新する余裕がないなら、更新できるようになるまで会社ホームページからのリンクを消しておいたら?」と持ちかけたところ、更新が復活したブログもあったりと・・・。

ブログを継続的に書くことって実は結構大変です。特に個人ブログではなく、ある程度仕事と絡んだブログは難しいものです。しかし、毎日とまでいかなくても、せめて週に1回くらい更新されないようなブログでは、見に来る人も離れていってしまいます。

ある程度公式なブログにはいったいどんな内容を書くのが良いのでしょうか。

さまざまな意見があると思いますが、私自身が考えている内容をメンバーのためにも書いてみましょう。

まず、仕事に関係した内容は一番書きたいところですが、実は書けない内容も多いものです。特にお客さんが関係している情報はほとんど書けません。新製品の内容もプレスリリース前には書けないですし、意外と書けないものが多いのです。技術ネタなどは比較的パブリックな面があるのと、技術アピールになることも多いので、そのあたりでしょうか。

仕事への取り組み方などは良い話題です。自分の姿勢のアピールにもなりますし、同じような仕事をしている人の参考にもなります。

趣味ネタなども意外と良いものです。内容にもよりますが、社員ブログの一つの目的は、会社の雰囲気を知ってもらったり、社員に親しみを感じてもらうということもあります。ブログにいろいろなネタを載せておくと、お客さんと顔を合わせたときにも話のタネになりますし、初対面でも話がしやすい印象を持ってもらえるものです。ただし、賭け事など好き嫌いが激しい分野は難しいかも知れません。

時事ネタはブログのネタとして一番多いと感じていますが、個人的には意外と難しい面も感じています。基本的に第三者の話をあれこれ批評するのは、プラスマイナス両方の印象を持たれてしまうことが多い気がしています。当事者が知り合いで、きちんと裏付けが取れた情報ならまだ良さそうですが、記事や噂をベースに書いてしまうのは意外と危険な面もあるかな、と思っていて、私のブログでは基本的に自分が主体の話題を中心にしています。時事ネタはアクセス数を稼げるので良いのですけどね。

自社の宣伝ばかりになるのも、読む人にとってはあまり楽しくない場合も多いかも知れません。そういう場合は宣伝オンリーではなく、裏話なども添えるとぐっと親しみやすくなるかも知れません。

ということで、私個人で心がけているのは、「できるだけ自分の考えを書くこと」です。いろいろな情報を集約したようなページも便利そうですが、私はマメでないので、やっぱり自分や身の回りの出来事を書く方が良いだろうと考えています。ブログを書き始めて1年くらいになりますが、まあ、どうでも良い内容が多いとも思いますし、たまに熱い話が出てきたりと、濃さもばらついたブログです。それでも、いろいろな方とブログをきっかけに知り合えたりしますし、ブログをほぼ毎日書いているだけで尊敬されることもあるなど、メリットはたくさん感じています。前述のようなちょっとした注意だけで、デメリットになるような出来事はほとんどありません。

情報は発信している人の所に集まるものです。まずは自分から発信です。1回のブログを書くことなど、たかだか20分くらいのものでしょう(私のが内容が薄いからかも知れませんが)。たったそれだけの継続で得られるものは非常にたくさんあります。

メンバーにも、無理に書けとは言いませんが、せっかくクリエイティブな仕事しているんだから、実は結構書けることがあるんじゃないの?と、定期的に煽っていきたいと思ってます。

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