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エンタープライズコラボレーションの今と今後を鋭く分析

LINEを社内公式連絡ツールとして利用する例

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 昨日は既に旧式となってしまったグループウェアノーツのことを書いたが、最近では社内の情報共有にグループウェアではなく他のツールを使う例も増えてきた。wikiや社内SNSや社内ミニブログで代替しようというのだ。

 そんななかで先日訪問したある企業では、社内の連絡網にLINEを公式に使っていた。LINEはプラットフォームを選ばずに使えるので、様々な携帯電話やスマートフォン、PC等キャリアや機種を問わずに使えるしなにより無料だからというのがその理由だそうだ。LINE上で各社員をグループ分けしてテーマ・目的ごとに分けてメッセージが交換できるのも便利だと言っていた。

 その会社は店舗を持っており、店員やエリアマネジャーなど動き回って仕事をする人も多いので、携帯デバイスでコミュニケーションするというスタイルがはまってはいるようだった。

 しかし、打合せの途中に机の上に置いた相手のスマートフォンがひっきりなしに新メッセージの到着を知らせて鳴る(途中からバイブレーションモードに変えてくれたが・・)のを見て、ちょっとそれはないんじゃないかとは個人的に思った。あの頻度で社内連絡が来られたら本業なんてやってられなくなりそうだ。

 LINEは夫婦仲の維持には役に立つようだが、社員同士で使う場合はちょっと考えたほうが良いように思う。
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