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九州新幹線「さくら」での通信環境はあまり良くないので注意

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 つい先日、出張の際に広島から博多まで「さくら」に乗って移動した。「さくら」に乗るのは3度目だったが、内装の充実度や椅子のすわり心地などに満足している。

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 さてところが今回初めて「さくら」での移動中にモバイルPCを接続して議事録を書いたりメールを送ったりしてみたところ、こっちは正直最悪だった。
 「さくら」の車両にも各窓際関には電源コンセントが設置されている。ここから電源をとるところまでは問題なし。

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 その後にFOMA経由でVPN接続をしたのだが、これがブチブチ切れて全く使い物にならなかった。トンネルが多いという事情もあるのだろうが、その接続性の悪さは、酷いと思っていた長野新幹線以上だった。しかもさらに酷いことに、車内での接続を諦めて博多駅に着いたら再接続してメールをチェックしようと思ったところ、博多駅の新幹線改札内には待合室はおろか椅子もほとんど無い状況。ほとほと困った。

 東海道新幹線ではN700系車両導入時に車内無線LAN環境が整備された際にFOMAなどの携帯電話回線の接続性も改善されて、通信環境はそうとう快適になった。東北新幹線は無線LANは整備されていないが携帯のほうはまあまあだ。これに慣れていてうっかり足元を救われた。とくに「さくら」の場合、新型車両でコンセントもついているから、勝手に車内で悠々とメールをチェックしようと思っていたのがあてが外れた。九州新幹線の通信環境は相当悪いということは出張時のTipsとして今後は覚えておきたい。

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