本日28日にマイクロソフト(MS)のクラウドサービスであるOffice365がリローンチされた。ところが、直前になってOffice365の前身のBPOSサービスがトラブルを起したり、前日になってGoogleからGoogleAppsのほうが優れているというコメントが出たりとなんかいきなり前途多難な印象になっている。
しかしこの「MSの「Office 365」ローンチ前日にグーグルが攻勢 」の記事でも書いているけどGoogleの指摘は、ちょっとイチャモンに近い印象がある。Office365の価格体系が複雑怪奇でそれを売るMS社員ですらなかなか説明しきれないお粗末な状態なのは確かだが、こと信頼性やチームコミュニケーションについてはGoogleよりはMSのほうに一日の長があろう。
だいたいそもそもGoogleAppsとOffice365ではターゲット層が違うと思っている。Office365は数千人規模の大企業からカバーするが、GoogleAppsは、所詮スモールビジネス向けで中堅企業上のインフラに使うことには懐疑的だ。そういう意味ではOffice365への現時点での対抗サービスはIBMのLotusLiveになるはずだ。MSのメッセージングが悪くってOffice365は個人がオフィススイート製品(ワードやエクセル)をオンライン経由で利用する部分まで含んでしまっているので、確かにこの分野でGoogleAppsの脅威になるのだろう。でももしそれを気にするならGoogleは、オフィススイートの個別機能や操作性、各ツール間の連携性などのポイントで競争して欲しいと思う。
ちなみに従量課金制で使えるオフィススイートサービスについては私はこれまでちょっと懐疑的に思っていたのだが最近意見を変えつつある。実は自宅のPCが壊れて買い換えたのだが、その際に高価なオフィススイートのライセンスを購入することを躊躇したのだ。とはいえ自宅で仕事がらみでワードやエクセルやパワーポイントを編集したくなる機会はまれにある。こういうときに従量制で安価に使えるならアリだと思い始めている。
まあぐだぐだといろいろ書いたが、まずはまた新しく主要アプリケーションがクラウド化された事には選択肢の多様化という面でユーザには嬉しいことで、お祝いを申し上げたい。
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