設計者に気づきをもたらせるシステム
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ひとつ前のエントリーで勝手に検索を行う事で気づきを得ようというアイデアメーカーを紹介したが、こうしたシステムの自動作業で気づきを得させようという業務システムが既に存在している。
日立製作所のニュースリリースによると機械研究所では、過去の製品開発事例のデータベースから、設計の各段階で役立つ情報を自動的に検索し、関係する設計者全員に配信するシステムを開発したとある。ニュースリリースからシステム概要図と実際の画面を以下に引用するが、ようは以前からあった設計手順をナビゲーションするシステムが、設計者に先回りして過去のノウハウの検索を行って提示をするという仕組みだ。
画面例
システムによる自動検索の精度や実際に情報がプッシュされてきても設計者が気に留めるかどうかという面で若干有効性には疑問もあるが、それでも何もしないよりは良いだろうし、何よりも“気づき”という人間にしかできない事をなんとかしようという試みが面白い。
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