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日本人はインターネットは使うけどソーシャルメディアは使わない

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 Garbagenews.comに「世界各国のソーシャルメディア利用における世代間ギャップをグラフ化してみる」という記事が載っている。元ネタはPewResearchCenterの「Global Publics Embrace Social Networking」という調査結果だが、記事の最初にあるソーシャルメディアの浸透度というグラフが面白い。

 グラフは“ソーシャルメディアを使ったことがあるか?”という問いへの各国での回答率を高い順に並べたものだが、日本のそれは24%で12位。ところがこの調査は一般人全体に対して行っているのでインターネット自体を使っていない人も対象になっている。日本の場合、インターネットを使っているがソーシャルメディアを使ったことが無い人は44%で、インターネットの利用率は68%ということになる。
 この68%をベースに先ほどのソーシャルメディアを使ったことがある人の割合を求め直すと、その数字は35%となる。他国を見ると日本と同じようにインターネットを使っているのにソーシャルメディアを使ったことが無い人のほうが使ったことがある人より多いのは、フランス、スペイン、ドイツの3カ国しかないが、その中でも最低の割合だ。

 日本人はインターネット好きなのにソーシャルメディアは嫌いということになるのか、まだ歴史が浅くてソーシャルメディアが浸透していないのか、どちらと読むべきか考えさせられる。

 なお「Global Publics Embrace Social Networking」の調査結果全文PDFは以下からダウンロード出来る

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