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エンタープライズコラボレーションの今と今後を鋭く分析

突発的な翻訳ニーズに対応してくれるソーシャル翻訳サービス

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 ニュースを見ていたらソーシャル翻訳を活用した翻訳市場という新サービスが目に留まった。

ソーシャル翻訳のエニドアとWIPジャパン、翻訳プラットフォーム「YAQS」

 翻訳してもらいたい文書をサイト上にアップロードし、それぞれの利用シーンに合わせて翻訳レベルを選択すると、その要求レベルに応じて能力が認められた登録翻訳者の1人が翻訳してくれる。簡単なものなら10分以内で納品してくれるとある。料金と品質しだいではそれなりにニーズがありそうで、なかなかに面白いサイトだと思ったが、記事によるとすでに類似サービスはいくつもあるらしい。

 翻訳のように突発的に少量発生する作業をこうやってネットで手軽かつスピーディにアウトソーシングするというのは今後も一定のニーズがあるのではないだろうか。お題を出してイラストやロゴを作ってもらうとか、あるいはちょっとしたナレーションを声優さんに吹き込んでもらうとか。
 YAQSのウリのひとつは、翻訳家を目指す人に活躍の場を与えるということだがデザイナーや声優を目指している人もかなりの数がいそうだから同じようにネットを活用したニッチ分野でのマッチングビジネスサイトは、まだまだ考えられるような気がする(ちゃんと調べてないのですでにあるのかもしれないけど)ネットでのマッチングビジネスはまだまだ延びる余地があると思う。

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