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エンタープライズコラボレーションの今と今後を鋭く分析

「図書館総合展」から注目フォーラムが生中継されるそうだ

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 今日11月24日から26日までは、図書館関係者向けの「図書館総合展」と学術情報に関連する機関や学会文書館・博物館が学術情報の基盤推進を考えるための「学術情報オープンサミット」がパシフィコ横浜で開催される。業界では有名なイベントだけど一般の人はあまり知らないのでここでちょっと紹介。

 そして今回のこのイベントはustreamで適宜中継されとのことで、その中継番組予定表が以下に掲載されている。

「図書館総合展放送局」番組表

 動画サイトの普及によってライブストリーミングが一般化しイベントなどを生中継することが増えてきているのがとても嬉しい。興味があっても移動時間を考えると現地まで行けない時や全体で一セッションだけ聞きたいときなどには中継で済ませることができる。特に今回のようにイベントの主催者が提供してくれるとなると安心していられる。

 今回のイベントの生中継で私が特に注目しているセッションは今日(24日)の13時からの

「長尾構想」への図書館界・出版界のまなざし -長尾 真と湯浅俊彦の論点整理

というセッション。このところの長尾館長のご尽力で日本の出版・コンテンツ業界には大きな変化がおきつつあるのでこれはぜひ聞いておこう。あと明後日(26日)には第2回CiNii ウェブAPIコンテスト 優秀作品発表会も中継されるのでこちらも楽しみだ。

 しかし今後イベントでのこういう中継が一般化すると、会場にわざわざ足を運ぶ人はより具体的な目的を持った人に絞られるようになりそうだ。一度に沢山の展示を見たい、直接名刺交換をしたい、実機を触りたいなど目的は各者各様だろうが、主催者はそちらの目的成就にあわせて単なる展示ではない付加価値のアイデアを出していくことが必要になりそうだ。

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