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古いパソコンのチューニング

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 このところ自宅のリビングのパソコンが遅くなってストレスを感じている。今の時代にしては非力(P4-3GHz、メモリ1GB)なので仕方がないのだが、ネットサーフィンしていて次ページがいつまでたっても表示されないことなどが頻発してちょっと困った状態になる。HDDへのアクセスランプが常に点滅するのでどうやらそのあたりに原因がありそうだと睨んではいるのだが。
 一念発起していろいろなツールを使ってこの古いPCの高速化にチャレンジすることにした。実は先日InterComのSuperWin Utilitiesのモニター募集に当選してこのソフトが無料で使えるということなので導入して試してみたのだ。

 インストールしてまずはPCクリーンアップを行って空きデスクを確保。ついでにこれをWindowsXP標準のデフラグツールでデフラグ(実はSuperWin Utilitiesには常駐してディスクを常にデフラグしてくれるDiskeeperというユーティリティも同梱されているのだが、Diskeeperは通常インストールでは導入されず別途アプリケーションの追加と削除で導入する必要がある。なぜこんな変な仕様になっているかは不明だが私は面倒だったのでDiskeeperは使わなかった)。その後レジストリの整理を行い、Windows起動の高速化の設定を行った。ちなみにレジストリの整理は元から使っているウイルスバスターの付属ツールでもできるのでそちらでも処理を行い、他にもネットで調べて不要なサービスを自動起動しない設定を実施。ここまでやってWindowsを再起動して起動時間を測定。結果が以下のダイアログ。いや導入前の28分とかかかり過ぎだろうという突っ込みはともかくとして改善後は1分33秒ととりあえず測定上は早くなったらしい。

20100911

 ただ実際に使っている側の感想としては、起動までの時間は確かに若干短縮された感はあるが数字ほど早くなった気はしない。数字の測定上はCPUやHDDへの負荷が無くなった時間までを含めているようだが、実際にはこの途中から各アプリケーションを使い始めるからだ。まあWindowsの起動時間はまだよい。困ったのはアプリケーション、特にブラウザの動作が一向に速くならないことだ。むしろ立ち上がりまでは前より時間がかかるようになってしまった感すらある。
 仕方がないのでSuperWin Utilitiesに頼るのは辞めて自分でチューニングをすることにした。メインブラウザであるFirefox以外にChromeを導入したり、トレンドマイクロのツールバーがFirefoxと相性が悪いという記事を見てレジストリを書き換えて強制削除してみたりといろいろ試した。最終的にはeBoostrというツールまで入れたところようやくと改善効果が実感できるほどに回復。eBoostrのほうは確かに効果があるので大容量のUSBを持っている人には購入価値はあると思った。

 それでもウイルスバスターのパターンファイルの更新やFirefoxの更新チェックなどが走る際には固まってしまうが、まあ今回はもうよしとしよう。それにしてもいろいろなツールを試したりネットでいろいろ調べたりと結構な時間と手間がかかる割には、特効薬はないものだ。正直に言ってパソコンを買い替えるのが一番手っ取り早いという再認識しただけという結果で残念。とりあえず、もう一度OSからの再インストールだけ試して対処を決めたい。

 
 
 

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