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エンタープライズコラボレーションの今と今後を鋭く分析

未来の働き方「ワークシフト」

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 ITを使って業務を変えて仕事のやり方を変えることは、究極的にはワークスタイルの変革につながると思っている。でもそれでは、5年後や10年後にどんなワークスタイルになっているかを予測するのは難しい。
 そんな中この記事(シトリックス、行き先はデスクトップ仮想化でなく「ワークシフト」)でシトリックスの偉い人が将来のワークスタイル像を提唱していた。「ワークシフト」という概念だ。

 時期に仕事を自分にとってより適した場所に移す仮想インフラ技術の発展により人々は仕事をコントロールできるようになり、仕事を(その時々で)自分にとってより適した場所に移せる。

 ということだ。モバイル端末は画面の大きさで3つに分かれて、大画面を持つモバイルPCではデスクトップさながらに自由に情報作成を、小さな画面のスマートフォンでは最新情報をチェックしたりインターネット・メッセンジャーなどでアラートを送受信する。そしてその間のデバイスとしてiPadなどの中画面のタブレット型端末で情報を咀嚼(そしゃく)・検討したり、知識を獲得したりする。そんな働き方になると言うのだ。

 このためにXenなどの仮想化技術が活躍するというのがシトリックスのシナリオだ。リモートデスクトップやデスクトップ仮想化技術は、ちょっと前までは強大なCPUパワーが必要で重くて実用に耐えないという評価だったが、そろそろ見直す時期かも知れない。

 ところでこの記事にある『2014年には企業におけるユーザー端末の72%がポータブルPCになるという予測』は初めて聞いたがちょっと驚く。ここでいうポータブルPCはノート型PCを含むのかな。だったらわかるけど、そうでないならかなり野心的な予測だと思う。

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