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まだ世界一だ ICTのインフラだけは

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 総務省が「日本のICTインフラに関する国際比較評価レポート」を発表した。世界各国25カ国でのICTインフラを比較・評価したものだ。これは平成17年と平成20年に行った同種の調査の最新版になる。

 結果としては日本は前回に引き続いて第1位。しかも2位の韓国との差を広げているとのこと。評価指標は以下の6分野12項目。
(1) ICTインフラの利用料金
 「 ① 電話基本料金 」「 ② ブロードバンド料金 」
(2) ICTインフラの高速性
 「 ③ 光ファイバ比率 」「 ④ ブロードバンド速度 」
(3) ICTインフラの安全性
 「 ⑤ 安全なサーバ数」「 ⑥ パソコンのボット感染度(前回調査の「Bot感染PC台数」の名称を変更) 」
(4) ICTインフラのモバイル度
 「 ⑦ 第3世代携帯比率(前回調査の「3G携帯比率」の名称を変更) 」「 ⑧ 携帯電話普及率
(5)ICTインフラの普及度
 「 ⑨ インターネット普及率 」「 ⑩ブロードバンド普及率 」
(6)ICTインフラの社会基盤性
 「 ⑪ インターネットホスト数 」「 ⑫ ICT投資割合 」

20090817

 ちなみに2位以下は韓国、フィンランド、オランダ、スウェーデンで日本との比較は上のダイヤモンドチャートを参照して欲しい。日本は 「 ② ブロードバンド料金 」 「 ③ 光ファイバ比率 」「 ④ ブロードバンド速度 」「 ⑥ パソコンのボット感染度」「 ⑦ 第3世代携帯比率」の5項目で1位。逆に順位が低かったのは、「⑧ 携帯電話普及率 」が21位、「 ⑩ブロードバンド普及率 」が15位、「 ⑤ 安全なサーバ数」が14位など。

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