【ネタ】日本にも近々王様が誕生するらしい
マーベラスエンターテインメントという会社が「王様物語」という自社のゲームソフトのPRの為に“王様”の雇用を企画したそうだ。募集をバイト情報サイト「FromA navi」に載せた(但し募集しているのはマックスという会社)ものだから、既にいくつものネットメディアが取り上げてニュースにしている。ここITmediaでもねとらぼに「アルバイトの「王様」募集中 未経験者歓迎、日給5万円」という記事が載った。
でこの話題の王様募集に応募してなんと最終選考にまで残った人が身近にいてまた驚いている。はてな界隈では有名なタケルンバ卿という方がその人だ。美味しいものが好きな旨いものクラスタのお一人で私ももやし中心BBQなどオフ会で何度もお会いしている自称紳士だ。
このイベントの開始以降の彼のブログには逐次経過報告が載っているので詳細はそれを読んで頂きたいが、なんとこの企画、書類応募が2000人、そして第1次面接に40人が残り明日が最終面接選考会とそれなりに盛り上がっているようだ。
さすがに面接中にTwitterに実況は流れてこなかったけど、終わった直後に「5人1組で面接だったのだが、左隣が演歌歌手。ないわー。」「「ニコ生から来ました」がひとりいたのが超気になる」とかのつぶやきが流れてきたのを読んで思わずニヤニヤしてしまった。さらに、ふと思ってさっきTwitter検索で調べて見たら、書類選考で落選した(こことかここ)とか友人は選考を通過したというようなポストを見つけて、なにかはたから見ていても進行状況や全体感が見えてきてワクワクさせられる。
製品PRの為のイメージキャラクター役を公募するなんて、わりと昔からあるマーケティング手法だろうけど、特にミニブログが一般化してきている今だと、これまでにない味が出てくるところが面白い。
きっとこの企画の考案者や主催者の人たちもこうやってネットで反応を調べているのではないかと想像する。Twitterでの反応なんて検索して調べればほぼリアルタイムに入手できるのだから、企画者としては適宜いろんな施策をうててやりやすい反面、企画がつまらなくて盛り上がらない時も瞬時に結果がスポンサーに還元されてしまうわけで、これはある意味とっても怖い時代になったなぁとも思ったり。
===2009/08/27 16:00速報追記
タケルンバ郷の面接は無事に終わり、結果は当人的にはかなり良い感触だった模様。最終面接には4人が残っていたそうでここまで残るだけでも500分の1(2000分の4)ですごいことだけど、もしかしたら本当に王様になってしまうのかもしれない。