ミニブログのTwitterブームが加熱しているらしい。ForresterなんかはTwitterは「かつてみたことがないほどマーケマーケティングツールとして有用」とべた誉めだ。OmnitureのWeb解析サービスにもTwitterで交わされる会話がブランドに与える影響を計測する新機能が追加されたという。
実際SlideShareなんかをみていても、このところTwitterを使った口コミマーケティングについて説明するプレゼンテーション資料が山ほどアップロードされるようになっていて、米国のIT業界では今盛んにこのテーマが議論されているのがよくわかる。
さてTwitterは企業にとって本当にそんなに有用なのだろうか。これについて先日も紹介したWarren Sukernek氏がアンケート調査(n=240)を行っていたので簡単に紹介。レポートはここからダウンロードできる。Twitter Brand Perception Survey - WS
この調査の設問は6つ。結果を簡単に書いておくと。
Q1:各ブランドはTwitterを通じて顧客と関係を持つべきと感じる。
「強くそう思う」「思う」で約90%
Q2:カスタマーサービスにTwitterを活用する企業には良い印象を持つ
「強くそう思う」「思う」で約80%
Q3:Twitter経由で特価情報やクーポンを受け取りたい
「そう思わない」「まったくそう思わない」で約53%
Q4:会社がTwitterを間違った活用をした場合、ブランドに悪影響がある
「強くそう思う」が半数、「思う」まで含めると90%が賛同
Q5:Twitter活用に基づいて特定企業の製品やサービスを推薦する
「強くそう思う」「思う」で約60%
Q6:Twitterで関係ある会社からの製品やサービスを購入する
「強くそう思う」「思う」で約80%
Q3の設問への回答と他の回答とを見比べてみるとユーザはTwitter上では直接金銭的なメリットを求めていないようだ。今このサービスを使っているユーザは非金銭的な何か、たとえば信頼感だとか誠実さだとか評判だとかそういったものをTwitterで受けてることを期待しているみたいだ。
残念ながらまだ日本にはこういった調査したデータは少なくて、私が先日紹介したD.Forestさんの調査結果くらいしか知らない。だがこの分野については日本と米国でそんなに差があるとは思えない。たぶんだいたい同じような結果になるような気がする。
ちなみにこの調査の回答者属性としてFollowsしている人の数とTwitterを始めてからの総ポスト数を聞いた設問もあるのでこの2つのグラフも載せておく。
Followしている人数については100人から499人というのが最多数派(42.1%)。それを分かれ目に99人以下が26.3%と500人以上が31.7%。こっちは納得できる。
しかしポスト数のほうで3000以上が20%しかいないというのを先日の結果とあわせてみると、やはり日本人にはワイガヤ肯定派というかチャットとかコミュニティ的な場としてTwitterを捉えている人が多くて、米国人は情報交換やメッセージ通知ツールとして捉えている気がする。
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